プロファイルの全般設定を行う
「全般」タブでは、プロファイルの全般的な設定を行います。プロファイル名
プロファイルの名称を入力します。メニューに表示されるので、分かりやすい名称を入力すると良いでしょう。
プロファイルID
プロファイルを一意に識別するIDです。プロファイル作成時に自動的に割り振られます。
起動時の端末のサイズ
デフォルトの列数と行数を指定します。列数は1行あたりの文字数(半角)に相当します。
この列数と行数で端末のウィンドウサイズが調整されます。
「リセット」ボタンをクリックすれば、デフォルトのサイズに戻すことができます。
カーソルの形状
カーソルの形状を以下のメニューから選択します。矩形
デフォルトの形状です。縦線
テキストエディターのような形状です。下線
下線です。端末ベルを鳴らす
チェックをオンにすると、端末ベルを鳴らすようになります。端末ベルは、端末で「Tab」キーを押してコマンドの補完を行った時や、コマンドの履歴をたどる際これ以上履歴がない時など、ユーザーに状況を伝える時に鳴る音のことです。
ただし、端末ベルはUbuntuでは機能しません。
太字フォントを有効にする
チェックをオンにすると、端末で太字を表示できるようになります。チェックをオフにすると、太字で出力される文字も通常のスタイルで出力されるようになります。
サイズ変更時に改行し直す
「GNOME端末」のウィンドウサイズを変更すると、ウィンドウサイズに合わせて表示できる文字の列数と行数が自動的に変わります。チェックをオンにすると、端末内に出力されている文字を列数に収まるように改行を行います。
フォントを指定する
端末で使用するフォントを指定します。チェックをオンにすると、ユーザーが任意のフォントを指定できるようになります。
右側のフォント名とフォントサイズが表示されているボタンをクリックすれば、フォントが選択できます。
チェックをオフにすると、デフォルトのフォント(Ubuntu Mono)が使用されます。
コマンドの設定を行う
「コマンド」タブでは、シェルの設定を行います。ログインシェルとしてコマンドを実行する
チェックをオンにすると、シェルをログインシェルとして起動します。ログインシェル(Bash)では、以下の順番で設定ファイルを読み込みます。
- /etc/profile
- ~/.bash_profile
- ~/.bash_login
- ~/.profile
またシェルを終了する時に以下のファイルを読み込みます。
- ~/.bash_logout
チェックをオフにすると、シェルを非ログインシェルとして起動します。
非ログインシェル(Bash)では、以下の順番で設定ファイルを読み込みます。
- /etc/bash.bashrc
- ~/.bashrc
特に理由がなければ、チェックはオフのままで良いです。
コマンドを実行した時にログイン記録を更新する
チェックをオンにすると、シェルを起動する際ログイン情報を記録します。ログイン情報は「w」コマンドで確認できます。
チェックをオフにすると、ログイン情報を記録しません。
SHELLの代わりにカスタムコマンドを実行する
デフォルトでは「Bash」シェルを起動しますが、ユーザーが起動するシェルを指定することもできます。シェルを指定する場合、チェックをオンにして起動したいシェルを「カスタムコマンド」に入力します。
コマンドの実行が完了した時
シェルスクリプトを直接実行する時など、シェルを対話式で起動しない場合、コマンド実行完了時にシェルが終了します。その時の「GNOME端末」の動作を、以下のメニューから選択します。
端末を終了する
「GNOME端末」を終了します。コマンドを再起動する
同じコマンドを再度実行します。端末を開いたままにする
「GNOME端末」を終了しません。実行したコマンドの出力を確認したい時は、これを選択してください。