BIOSの設定
VMware PlayerのBIOSを設定するには、起動時に「ESC」キーを押す必要があります。しかし表示の切り替えが早く、なかなかBIOSの設定画面を表示させることができません。
この画面で「F2」キーを押すとBIOS設定画面が表示されます。
また「ESC」キーを押すとブートメニューが表示されます。
BIOS画面の表示時間設定
直接仮想マシンファイル(拡張子がvmxのファイル)を編集することで、BIOS画面の表示時間を調整することができます。
この作業をはじめる前に、VMware Playerを終了させておいてください。
また編集をする前に仮想マシンファイルのバックアップを取っておきましょう。
1.テキストエディタで開く
設定を変更したい仮想マシンファイルをgedit等のテキストエディタで開きます。2.設定の追加
BIOS画面の表示時間を指定する設定を追加します。最終行に以下の1行を追加します。
bios.bootDelay = 50000
「50000」という数字の単位はミリ秒で、BIOS画面を表示する時間を指定します。
上記の設定では50秒BIOS画面を表示します。
任意の数値を指定します。
設定を追加したらファイルを保存します。
3.仮想マシンの起動
後はVMware Playerを起動し、設定を変更した仮想マシンを起動します。指定された時間だけBIOS画面が表示されます。
左下に表示残り時間が表示されます。
BIOS画面の表示を飛ばしたい場合は、「エンター」キーを押します。
起動時にBIOSの設定画面を表示する
上記の方法以外にも、起動時にBIOSの設定画面を表示する方法があります。同じように仮想マシンファイルを編集します。
この作業をはじめる前に、VMware Playerを終了させておいてください。
1.テキストエディタで開く
設定を変更したい仮想マシンファイルをgedit等テキストエディタで開きます。2.設定の追加
BIOS画面の表示時間を指定する設定を追加します。最終行に以下の1行を追加します。
bios.forceSetupOnce = "TRUE"
3.仮想マシンの起動
後はVMware Playerを起動し、設定を変更した仮想マシンを起動します。BIOS設定画面が表示されます。
「ESC」キーを押すとこの画面から抜けます。
この方法でBIOS設定画面を表示すると、
「bios.forceSetupOnce = "FALSE"」に書き換えられ次回以降は通常の起動となります。
もう一度「TRUE」に書き換えれば、同じようにBIOS設定画面が表示されるようになります。