USB HDDにUbuntuをインストール
USB HDDにUbuntuをインストールします。USB HDDにUbuntuをインストールすると、複数のPCでUbuntuを使い回せて便利です。
今回はUbuntuのインストールにVirtualBoxを利用します。
VirtualBoxを利用すれば実PCのディスクに影響を与えることなくインストールできるので、
安全にインストールできます。
事前準備
以下のものを用意しておきます。- VirtualBox
- USB HDD
- Ubuntuのディスクイメージ
1.仮想マシンの作成
Ubuntuをディスクイメージから起動するための仮想マシンを作成します。仮想HDDにはインストールしないので、小容量でOKです。
すでにUbuntuをインストールした仮想マシンがあるなら、そちらを利用しても良いです。
2.Ubuntuをディスクイメージから起動
Ubuntuをディスクイメージ(Liveメディア)から起動します。起動したらUSB HDDを仮想マシンに接続します。
3.UbuntuをUSB HDDにインストール
UbuntuをUSB HDDにインストールします。通常のインストール方法と変わりません。
以上で完了です。
PCに接続してUSB HDDからUbuntuを起動してみてください。
各PCでRadeon/nVidiaのプロプライエタリドライバーをインストールして
使いまわして見ましたが問題なく利用できました。
またリカバリーモードから「grub」を選択しブートメニューを更新すると、
接続したPCのHDDからインストール済みのOSを検出し、ブートメニューを再構築できます。
Windowsをインストール済みのPCならUSB HDDのUbuntuのブートメニューから
Windowsが起動できるようになります。
既存のブートローダーには影響を与えないため、
USB HDDを取り外すと従来通りの起動になります。