デフォルトで使用するJava
デフォルトで使用するJavaとは、Javaアプリを起動する際に利用されるJavaのことです。アプリが特定のバージョンのJavaで起動するようになっている場合は、そのバージョンのJavaで動作します。
JavaはAlternativesシステムにより複数のバージョンが共存できます。
どのバージョンを利用するかは自動で設定されますが、自分で設定することも可能です。
以下のJREがインストールされている環境で、デフォルトで使用するJavaを切り替えてみます。
- OpenJDK 6
- OpenJDK 7
- Oracle Java 6
- Oracle Java 7
- Oracle Java 8
1.現在選択されているJavaを確認する
端末を起動し以下のコマンドを実行します。java -version
Oracle Java 8が選択されています。
これをOpenJDK 7に切り替えてみます。
2.Javaを切り替える
GAlternativesを起動し、「Alternatives」の一覧から「Java」を選択します。以下のように「Oracle Java 8」が選択されています。
以下のように「OpenJDK 7」を選択します。
3.現在選択されているJavaを確認する
「1.」と同じように端末を起動しコマンドを実行します。これでデフォルトのJavaが切り替わりました。
Java関係のAlternatives
ところで「Alternatives」の一覧に「java」が頭につくAlternativeがいくつかあります。例えば 「java_vm」や「javac」などが該当します。
これらもJavaに関するものですがJava開発者向けのAlternativesです。
ここでは取り扱いませんが、必要に応じて変更するとよいでしょう。
ちなみに「mozilla-javaplugin.so」を選択すると、IcedTeaPluginのバージョンを切り替えることができます。