Ubuntu Budgie 16.10の開発に向けて
「budgie-remix」は「Ubuntu Budgie 16.10」に向けて開発が行われています。この開発の一環としてスプラッシュスクリーンの変更と、ようこそ画面の提供が検討されています。
スプラッシュスクリーン
スプラッシュスクリーンは、「Ubuntu Budgie」の起動時に表示される画面です。ブートの状況を表示します。
スプラッシュスクリーンが、以下のデザインに変更されます。
スプラッシュスクリーンは、初めて「Ubuntu Budgie」を利用するユーザーの第一印象を与える画面です。
開発チームは先月からスプラッシュスクリーンの作成に着手しており、「Ubuntu MATE」のスプラッシュスクリーンをベースに「Ubuntu Budgie」のスプラッシュスクリーンを作成しています。
ようこそ画面
ようこそ画面は、「Ubuntu Budgie」にログインした時に表示される画面です。ようこそ画面は、初めて「Ubuntu Budgie」を使用するユーザーに向けた機能を提供します。
ようこそ画面は、準備ができ次第リリース済みの「budgie-remix 16.04」にも採用されます。
「Ubuntu」同様7月に「budgie-remix 16.04.1」のリリースが予定されており、そのタイミングでようこそ画面が「budgie-remix 16.04」にも採用されるとのことです。
「Ubuntu MATE」でも同様にようこそ画面を提供していますが、「Ubuntu Budgie」でも似たような機能を提供します。
budgie-remix 16.04.1で致命的なバグも修正される予定
「budgie-remix 16.04」で発生している英語環境以外でインストールするとインストーラーがクラッシュする不具合や、ホームフォルダーの暗号化を有効してインストールするとフリーズする不具合も「budgie-remix 16.04.1」で修正される予定です。参考
- budgie-remix news roundup #1
- Ubuntu Budgie 16.10 Now in Development, Brings New Boot Splash, Welcome Screen