Linux Kernelの脆弱性
新たに見つかった脆弱性に対応したLinux Kernelがリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-2975-1 USN-2975-2 USN-2976-1 USN-2977-1 |
CVE-2016-0758 | Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS |
・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 |
USN-2978-1 USN-2978-2 USN-2979-1 USN-2979-2 USN-2979-3 USN-2979-4 |
CVE-2016-0758
CVE-2016-3713 |
Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 15.10 Ubuntu 16.04 LTS |
・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 ・KVMゲストから ホストのリソースにアクセス ・権限の昇格 |
USN一覧
- USN-2975-1: Linux kernel vulnerability
- USN-2975-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerability
- USN-2976-1: Linux kernel (Utopic HWE) vulnerability
- USN-2977-1: Linux kernel (Vivid HWE) vulnerability
- USN-2978-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-2978-2: Linux kernel (Wily HWE) vulnerabilities
- USN-2979-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-2979-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-2979-3: Linux kernel (Raspberry Pi 2) vulnerability
- USN-2979-4: Linux kernel (Qualcomm Snapdragon) vulnerability
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」もしくは「アップデートマネージャー」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。