MATE 1.16リリース
2016年9月21日に「MATE 1.16」がリリースされました。「MATE」は「Ubuntu MATE」で採用されているデスクトップ環境です。
「MATE 1.16」は将来的に「Ubuntu MATE」で採用されることになります。
1.GTK3+との互換性改善
「MATE 1.16」のリリースは、GTK+3との互換性改善に焦点をあてたリリースです。様々なコンポーネントを新しいライブラリーへと移行させ、様々な不具合の修正やコードの精査が行われています。
MATEデスクトップ全体でGTK+3サポートの改善が行われ、アプリやテーマがGTK+3.22をサポートするようになりました。
また以下のアプリでは、GTK+3でのみビルドが行われています。
- Engrampa
- MATE Notification Daemon
- MATE PolKit
- MATE Session Manager
- MATE Terminal
2.libmate-desktopへの依存脱却
以下のアプリは、「libmate-desktop」に依存しなくなりました。- Engrampa
- MATE Applets
- MATE Netbook
- MATE Power Manager
- MATE Terminal
- Pluma
GApplcationへの移植開始
以下のアプリは、「GApplcation」への移植作業が行われています。- Engrampa
- MATE Applets
- MATE Netbook
- MATE User Share