Linux Kernelの脆弱性
2016年11月11日に、管理者権限の取得や任意コードの実行に関する脆弱性に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3127-1 USN-3127-2 |
CVE-2014-9904 CVE-2015-3288 CVE-2016-3961 CVE-2016-7042 |
Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ ・管理者権限の取得 |
USN-3126-1 USN-3126-2 |
CVE-2016-7042 CVE-2016-7117 |
Ubuntu 12.04 LTS | ・クラッシュ ・任意コードの実行 |
USN-3128-1 USN-3128-2 USN-3128-3 USN-3129-1 USN-3129-2 |
CVE-2016-7042 | Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS(HWE) |
・クラッシュ |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3127-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3127-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerabilities
- USN-3126-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3126-2: Linux kernel (OMAP4) vulnerabilities
- USN-3128-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3128-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerability
- USN-3128-3: Linux kernel (Qualcomm Snapdragon) vulnerability
- USN-3129-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3129-2: Linux kernel (Raspberry Pi 2) vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。