QEMUの脆弱性
2016年11月9日に、機密情報の漏洩や任意コードの実行など複数の脆弱性に対応した「QEMU」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3125-1 | CVE-2016-5403 CVE-2016-7116 CVE-2016-7161 CVE-2016-7170 CVE-2016-7908 CVE-2016-7909 CVE-2016-8909 CVE-2016-8910 CVE-2016-9101 CVE-2016-9102 CVE-2016-9103 CVE-2016-9104 CVE-2016-9105 |
Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS Ubuntu 12.04 LTS |
・クラッシュ ・機密ファイルの漏洩 ・任意コードの実行 |
USN-3125-1 | CVE-2016-6833 CVE-2016-6834 CVE-2016-6835 CVE-2016-6836 CVE-2016-6888 CVE-2016-7155 CVE-2016-7156 CVE-2016-7421 CVE-2016-8576 CVE-2016-8577 CVE-2016-8578 CVE-2016-9106 |
Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS |
・機密情報の漏洩 ・クラッシュ ・任意コードの実行 |
USN-3125-1 | CVE-2016-7466 CVE-2016-7994 CVE-2016-8668 |
Ubuntu 16.10 Ubuntu 16.04 LTS |
・クラッシュ |
USN-3125-1 | CVE-2016-7157 CVE-2016-7422 CVE-2016-7423 CVE-2016-7995 |
Ubuntu 16.10 | ・クラッシュ |
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「QEMU」がリリースされています。「アップデートマネージャー」や「ソフトウェアの更新」を起動して、「QEMU」のアップデートを行ってください。
忘れずにQEMUの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにQEMUを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。
あるいはPCを再起動してください。