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Lubuntu 18.10 その2 - Lubuntuニュースレター(2018/5/14)・Lubuntu 18.10の開発状況とLXQtへの切り替え

Lubuntuニュースレター

「Lubuntu」開発チームは、ニュースレターで開発状況や取り組みを紹介しています。


  • This Week in Lubuntu Development #5

1.Lubuntu 18.04のリリース

2018年4月26日に「Lubuntu 18.04」がリリースされました。
変更点や詳細は、以下を参照してください。

  • Lubuntu 18.04の新機能や変更点をピックアップ

2.Lubuntu Manualの作業

「Lubuntu」の使い方を紹介する「Lubuntu Manual」の追加・修正作業が行われました。

  • lubuntu-team/lubuntu-manual

ドキュメントの翻訳や修正の協力が呼び掛けられています。

3.Lubuntu 18.10の開発が始まる

「Lubuntu 18.10」の開発が始まりました。
開発チームは「Debian」からのパッケージの同期やマージを行い、現在それらのテストが行われています。

いくつかのパッケージのアップデートを含む新バージョンの「lxqt-l10n」パッケージの同期が行われました。
またアップストリームの新バージョンである「Transmission 2.94」が「Debian」から同期されました。
加えてシードの変更作業や、メタパッケージの更新、インストーラーの修正が行われました。

「Lubuntu 18.10」のリリーススケジュールはまだ決まっていませんが、草案では2018年10月18日に設定されています。
デイリービルドのディスクイメージは、以下からダウンロード可能です。

  • Lubuntu 18.10 (Cosmic Cuttlefish) Daily Build

LXQtへの切り替えとFAQ

以前紹介したように「Lubuntu 18.10」 では、デスクトップ環境が「LXDE」から「LXQt」に切り替わります。
この切り替えに関するFAQを紹介します。

1.なぜLXQtに切り替えるのか?

様々な理由がありますが、主な理由は以下のとおりです。

  • アップストリームのLXDEの開発は停滞傾向にある
  • LXDEの多くのデスクトップコンポーネントはGTK+2で作られており、GTK+2はサポートがなく、最終的に廃止されるコンポーネントである
  • LXQtの開発は活発であり、Qt5フレームワークをベースに開発されている
  • QtはGTK+よりも安定傾向にある

2.LXQtはまだ1.0になっていないが、安定性に対する懸念はないか?

アップストリームの「LXQt」は、「Wayland」の対応が完了した時に「1.0」になります。
そのため必ずしも「1.0」のリリースを以って完全な安定版であると設定する必要はありません。

また 「LXQt 0.11」は、安定版としてリリースされています。
加えてその後も「0.13」で着実な進捗を見せ、開発チームは「1.0」のリリース前に安定版を手にすることができました。

3.なぜLXQtへの切り替えに時間がかかったのか?

「Lubuntu」は随分前から「LXQt」への切り替えをアナウンスしてきましたが、この切り替えに時間がかかった主な理由は、リソース不足と切り替えタイミングの調整です。

開発チームはユーザー環境の安定性を重要視しており、LTSリリース手前での切り替えは避けていました。
LTSリリースの次のリリースで切り替えることで、LTSユーザーのために約2年近くの開発期間を確保することができます。

開発チームは厄介な問題を抱えており、またリソースが不十分だったため、「Lubuntu 16.04」の後に切り替えることはできませんでした。

しかし今や状況が変わりました。
「Lubuntu」のリリースマネージャーが変わり、チームに新しいメンバーが増えました。
これらを踏まえ開発チームは、今が切り替えに適切なタイミングであるとの判断を行いました。

4.Lubuntuは以前のように軽量なままだろうか?

「LXQt」と「LXDE」は異なるソフトウェアであり、何とも言えません。
「LXQt」は「LXDE」よりモダンな技術を採用しており、「Lubuntu」は「LXDE」よりもリソースを使用します。

このリソース使用量の増加は避けられません。
しかし開発チームが見てきた統計では、このリソースの増加はユーザーに影響を与えないとの結果を示唆しています。

「Lubuntu 18.04」のリリースでは、メモリーのシステム要件が1GBに変わったと気づいたユーザーもいるでしょう。
これは「Lubuntu」が巨大になったからではなく、10年もの間システム要件が更新されていなかったためです。
「Lubuntu」は引き続き軽量に動作し、アプリに多くのリソースを回すことができるでしょう。

5.LXDE版Lubuntu(16.04/18.04)で3年を超えるサポートは可能?

Simon Quigley氏に連絡をとってください。
共に作業する窓口は完全に開かれており、開発チームはこのための枠組みを作成しています。
詳細は今後紹介される予定です。

6.Lxqt? lxqt? LxQt? LXQT? 

「LXQt」が正式名称です。
かつては「LxQt」という名称でしたが、「LXQt」に変わりました。

Lubuntu
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