OTA-4の開発状況
「Ubuntu Touch OTA-4」の開発状況の紹介です。Ubuntu Touchとは
「Ubuntu Touch」は、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイス向けに最適化されたOSです。「Ubuntu Touch」は「Ubuntu」ベースのOSであり、「UBports」コミュニティーにより開発が行われています。
外部ディスプレイとキーボード、そしてマウスをモバイルデバイスに接続すれば、UIがデスクトップ向けのUIに変化し、デスクトップとして活用することもできます。
つまり1つのモバイルデバイスで、モバイル環境とデスクトップ環境を利用することができます。
「Ubuntu Touch」がサポートしているデバイス、各デバイスで利用可能な機能や制限は、以下を参照してください。
まだリリースできない
FP2ファームウェアのアップデートやApp Updatesの開発作業が完了しておらず、引き続き「OTA-4」のリリースに向けた作業が行われています。App Updatesの開発は、ブラウザーの修正作業待ちになっています。
Developer Preview
「OTA-4」は「Developer Preview」という位置づけになる予定です。これは安定版「OTA-4」は、テストリリースになるということです。
「OTA-4」ではいくつか間に合わない作業があり、それらの作業は「OTA-5」に向けて行われます。
アップデートの設定を変更することでデバイスに「OTA-4」をインストールしたり、デバイスに「OTA-4」を再インストールすることも可能です。
詳細は後日紹介される予定です。
アップデートを行わずに「OTA-3」のまま利用し「OTA-4」をインストールしない場合は、「OTA-5」リリース後に「OTA-3」から「OTA-5」に直接アップデートできるようになる予定です。
翻訳作業
「Ubuntu Touch」の翻訳作業が行われています。進捗は70%程ですが、翻訳内容が問題ないか、いくつかの言語でテストも行われています。
加えて他の言語へ「Ubuntu Touch」を翻訳してくれる貢献者も募集しています。
「Unity 8」を含む50のパッケージは、まだ「Weblate」で翻訳できるようになっていません。
「Weblate」への移行作業とプロセスの統合作業が行われており、将来的に「Weblate」で翻訳できるようになる予定です。