KVMゲストが起動しなくなる不具合とCVE-2019-0155の対応が不完全な不具合
2019年11月13日、KVMゲストが起動しなくなる不具合とCVE-2019-0155の対応が不完全な不具合に対応した「Linux kernel」がリリースされました。各不具合の詳細は、以下を参照してください。
- Ubuntu-5.0.0-33.35 introduces KVM regression with old Intel CPUs and Linux guests
- CVE-2019-0155: incomplete fix for 64-bit x86 kernels
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
LP | 対象OS |
---|---|---|
USN-4189-1 USN-4185-3 |
LP: 1851709 LP: 1852141 |
Ubuntu 19.04 Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu 18.04 LTS Ubuntu 16.04 LTS |
USN-4183-2 USN-4186-3 |
LP: 1852141 | Ubuntu 19.10 Ubuntu 16.04 LTS |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-4184-2: Linux kernel vulnerability and regression
- USN-4183-2: Linux kernel vulnerability
- USN-4185-3: Linux kernel vulnerability and regression
- USN-4186-3: Linux kernel vulnerability
アップデートを
上記の問題に対応した「Linux kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。