Xfce 4.16のメンテナンス作業とXfce 4.18に向けた取り組み
「Xfce 4.16」のメンテナンス作業と「Xfce 4.18」に向けた取り組みが紹介されています。Xfce 4.16のメンテナンス
安定性向上の為「Xfce 4.16」向けに数多くのメンテナンスリリースが行われました。例えばファイルマネージャーの「Thunar」ではメンテナンスリリースが6回行われ、パネルではメンテナンスリリースが2回行われています。
他のアプリケーションでもメンテナンスリリースが実施されています。
開発者向けドキュメントの改善
開発者向けドキュメントを充実させ読み易さを向上させるため、ドキュメントサイトが立ち上げられました。現在はコアコンポーネントに関連するAPIドキュメントが提供されています。
タスクマネージャー
「Task manager 1.4」の不具合修正とメンテナンスリリースが実施され、「Task manager 1.5」の開発が始まりました。「Task manager 1.5」では、「Xfconf」への移行と「CSD」対応作業が行われています。
プラグインのアップデート
プラグインのアップデートが行われました。監視パネルプラグイン
「Xfce」はシステムを監視するパネルプラグインを提供しています。- CPU-graph(CPUの負荷を表示)
- Systemload(CPUの負荷やメモリーの使用量などシステムの状態を表示)
- Netload(ネットワークの使用量を表示)
「Xfce 4.16」でアイコンテーマがアップデートされましたが、このアップデートに合わせこれらのプラグイン向けに新しいアイコンが作成されました。
また「Systemload」は「Xfconf」に対応しました。
Weatherプラグイン
Weatherプラグインは、天気を表示するプラグインです。Weatherプラグインでは新しいアイコンが追加され、「Xfconf」の対応や設定画面と天気予報画面のUXが改良されました。
Xfce 4.18に向けて
「Xfce 4.18」の開発に向けた取り組みが始まります。「Xfce 4.18」の開発スケジュールは以下で参照できます。
具体的な日程はこれからです。