400 以上のパッケージがマルウェアに感染か
2026年6月11日、Arch Linux の AUR で大規模なマルウェア感染と、その対応がアナウンスされました。400 以上のパッケージがマルウェアに感染
開発者の報告によると、現時点で 400 以上のパッケージにマルウェアの感染が報告されています。現在開発者はマルウェアに感染したパッケージの削除やリセット、マルウェアに影響を受けたユーザーアカウントの停止措置を行っています。
もし他にマルウェアに感染したパッケージを見つけたら、メールへの返信で報告してほしいとのことです。
メンテナンスされていない AUR パッケージが攻撃対象か
現時点で本件は AUR でメンテナンスされていないパッケージが攻撃の対象になっており、PKGBUILD を改ざんし悪意ある atomic-lockfile(npm パッケージ)をインストールさせることで、マルウェアをユーザー環境に展開しています。npm install atomic-lockfile something something
さて開発者が以下のようにリポジトリーを調査したところ、400 以上のパッケージで atomic-lockfile が見つかっています。
$ git clone https://github.com/archlinux/aur.git
$ cd aur
$ while read ref; do git grep 'atomic-lockfile' $ref; done < <( git
refs list --format '%(refname)' ) | grep -Po
'(?<=refs\/remotes\/origin\/).*'
$ cd aur
$ while read ref; do git grep 'atomic-lockfile' $ref; done < <( git
refs list --format '%(refname)' ) | grep -Po
'(?<=refs\/remotes\/origin\/).*'
Arch Linux の公式パッケージには影響がない
現時点で Arch Linux の公式パッケージには影響がないと判断されています。派生ディストリビューションも注意を
Arch Linux の派生ディストリビューションも注意が必要です。本件は現在進行中の出来事であり、Arch Linux ユーザー含め派生ディストリビューションのユーザーも、今後の動向に注視してください。
本件の続報は、以下を参照してください。
