Ubuntu MATE 26.10 の新機能と変更点
リリースノートから Ubuntu MATE 26.10 の新機能と変更点を紹介します。Ubuntu MATE のリリース情報
Ubuntu MATE 26.10 のリリース情報です。- 公式サイト:Ubuntu MATE
- リリースアナウンス:Ubuntu 26.10 (Stonking Stingray) released
- リリースノート:ReleaseNotes
MATE
Ubuntu MATE は MATE 環境を提供する Ubuntu の公式フレーバーです。MATE の公式サイトは、以下を参照してください。
公式フレーバー
公式フレーバーは Ubuntu と開発プロセスやリソース、インフラを共有している Ubuntu ベースの Linux ディストリビューションであり、Ubuntu ファミリーの一員です。Ubuntu と密接に連携して開発されていますが、公式フレーバーごとにプロジェクトやコミュニティー、そして公式サイトが存在します。
Ubuntu と共通する新機能や変更点、Ubuntu MATE のディスクイメージのダウンロードは、下記の Ubuntu のリリース情報を参照してください。
Ubuntu のリリース情報
Ubuntu 26.10 のリリース情報は、以下を参照してください。Ubuntu MATE 26.10 のディスクイメージも以下からダウンロード可能です。
Ubuntu 26.10 のリリースノートは、以下を参照してください。
- リリースノート:ReleaseNotes
その他 Ubuntu 26.10 の新機能と変更点は、以下を参照してください。
サポート期間
Ubuntu MATE 26.10 は 通常リリースであり、9ヶ月の長期サポート期間が提供されます。Ubuntu MATE 26.10 は2026年10月にリリースされたため、2027年7月までサポートされます。
以前のバージョンからアップグレード可能
以下のバージョンから、直接 Ubuntu MATE 26.10 へアップグレード可能です。- Ubuntu MATE 26.04 LTS
ただし Ubuntu MATE 26.04 LTS のリリースが見送られた経緯から、若干のトラブルが発生する可能性があります。
そのためアップグレードよりも、新規インストールが推奨されます。
アップグレード方法は、以下を参照してください。
新しい開発体制に基づく初リリース
既報の通り Ubuntu MATE 26.04 LTS は開発体制の都合により、リリースされませんでした。その後新たな開発体制が構築され、Ubuntu MATE 26.10 のリリースに向けて開発作業が行われました。
今回リリースされた Ubuntu MATE 26.10 は、この新しい開発体制によってリリースされた初の Ubuntu MATE です。
不具合の修正や品質の向上が主体
Ubuntu MATE 26.10 の主な変更点は、新しい開発体制が始動するまでにたまり続けていた不具合の修正や品質の向上が主体です。これによりデスクトップの安定性は向上しましたが、まだ作業が残っています。
今後も安定性や品質の向上に向け、開発作業が続けられます。
一般的な変更点
一般的な変更点です。シェルスクリプト等の非互換に影響する内容です。
dracut へ移行
initramfs-tools から dracut へ移行しました。update-initramfs -u コマンドは引き続き動作しますが、一部のオプションは互換性がありません。
ifupdown の削除
ifupdown が削除され、代わりに netplan が採用されました。また ifupdown によって呼ばれていた pppoeconf パッケージもありません。
gdebi の不具合
gdebi でパッケージをインストールしようとすると、パスワードを入力後にエラーが発生し、パッケージのインストールに失敗します。そのためディスクイメージから gdebi が削除されています。
開発チームは現在この不具合の修正に取り組んでいます。
既知の問題
既知の問題です。ログイン画面のパスワードの表示・非表示切り替えアイコンの問題
ログイン画面にあるパスワードの表示・非表示切り替えアイコンが正常に表示されない不具合があります。手動インストール時の EFI パーティションの問題
インストール時に手動インストールを選択し、自分で EFI パーティションを設定しても、インストーラーが自動的かつ強制的に EFI パーティションを作成します。/boot や /、/home パーティションの設定に関しては、このような現象が発生しません。
回避策として EFI パーティションの作成はインストーラーに任せ、他のパーティションのみを作成するようにしてください。
スクリーンリーダーの問題
インストーラーでスクリーンリーダーを利用する場合、タイムゾーンを選択する画面で、タイムゾーンの項目から Tab キーで抜け出せなくなります。そのためタイムゾーンの情報がスクリーンリーダーで永遠に読み上げられてしまいます。
回避策としてこの現象が発生した場合は、Shift + Tab キーを2回押して、Next ボタンへ移動してください。
仮想マシンと Bluetooth のエラー
仮想マシンにインストールした場合、/usr/bin/blueman-applet でエラーが発生することがあります。実機では問題ありません。
ライブセッションで redshift が正常に動作しない
ライブセッションで redshift が正常に動作しないケースがあります。これは位置情報サービスが起動していないか、起動に失敗しているためです。
インストール後の環境では問題ありません。



