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Ubuntu デスクトップメニュー その2 - メニューファイルで使用する要素・Menu要素・パス指定要素

デスクトップメニューで使用する要素

  メニューファイルで使用する要素の紹介です。
  要素はたくさんあるため、カテゴリごとに紹介します。

<Menu>

  階層を定義する要素です。
  ルート要素として、必ずルートにこの要素が必要になります。
  階層を定義するため、入れ子にすることができます。

  他の要素を包括する箱です。


  例

    <!-- ルートメニュー -->
    <Menu>
      ...
      <!-- サブメニュー -->
      <Menu>
        ...

        <!-- さらにサブメニュー -->
        <Menu>
          ...
        </Menu>

      </Menu>

      <!-- サブメニュー その2 -->
      <Menu>
        ...
      </Menu>

  </Menu>

<AppDir>

  デスクトップエントリーファイルがあるフォルダーを指定する要素です。
  複数指定することができます。
  <Menu>要素内で使用します。

  パス指定について

    絶対パスと相対パスどちらでも指定できます。
    相対パスを指定した場合は、メニューファイルがあるパスが基準になります。

  要素の適用範囲

    この要素で指定したフォルダーは、<Menu>内の<Menu>(孫も含める)にも適用されます。

  Desktop-File Idについて

    この要素で指定されたフォルダー内のデスクトップエントリーファイルには、「Desktop-File Id」という識別子が割り当てられます。
    この「Desktop-File Id」で各デスクトップエントリーファイルを識別します。
    識別子にはフォルダー名とファイル名が利用されます。
   

  Desktop-File Idの例

    「/myapp」フォルダー内の構造が以下であるとします。

   <AppDir>要素を以下のように記述します。

      <AppDir>/myapp</AppDir>

    この場合各デスクトップエントリーファイルは、以下のような「Desktop-File Id」が割り当てられます。


デスクトップエントリーファイル Desktop-File Id
app1.desktop app1.desktop
myapp2/app2.desktop myapp2-app2.desktop
myapp2/myapp3/app3.desktop myapp2-myapp3-app3.desktop
     
    識別子は重複できません。
    従って、同じ識別子を持つデスクトップエントリーファイルが存在する場合、優先順位の高いデスクトップエントリーファイルが採用されます。

  優先順位について

    複数の<AppDir>を記述した場合、重複した内容は後から記述された<AppDir>の内容が優先されます。

  例

    <Menu>
      <!-- 絶対パスで指定 -->
      <AppDir>/usr/share/myapp</AppDir>

      <!-- 相対パスで指定 -->
      <AppDir>myapp</AppDir>

      ...
    </Menu>

<DefaultAppDirs>

  デフォルトのデスクトップエントリーのパスを指定します。
  <AppDir>のデフォルト版です。

  特徴は<AppDir>と同じです。
  デフォルトのデスクトップエントリーのパスは複数あるため、複数の<AppDir>に展開されます。

  例

    <Menu>
      <DefaultAppDirs />

      ...
    </Menu>

<DirectoryDir>

  ディレクトリーエントリーファイルがあるフォルダーを指定する要素です。
  複数指定することができます。
  <Menu>要素内で使用します。

  パス指定について

    絶対パスと相対パスどちらでも指定できます。
    相対パスを指定した場合は、メニューファイルがあるパスが基準になります。

  要素の適用範囲

    この要素で指定したフォルダーは、<Menu>内の<Menu>(孫も含める)にも適用されます。
 

  識別子について

    この要素で指定されたフォルダー内の各ディレクトリーエントリーファイルには、識別子が割り当てられます。
    この識別子で各ディレクトリーエントリーファイルを識別します。
    識別子には相対パスとファイル名が利用されます。

  識別子の例

    「/mydir」フォルダー内の構造が以下であるとします。

   <DirectoryDir>要素を以下のように記述します。

      <DirectoryDir>/mydir</DirectoryDir>

    この場合各デスクトップエントリーファイルは、以下のような識別子が割り当てられます。

ディレクトリーエントリーファイル 識別子
dir1.directory dir1.directory
mydir2/dir2.directory mydir2/dir2.directory
mydir2/mydir3/dir3.directory mydir2/mydir3/dir3.directory

  優先順位について

    複数の<DirectoryDir>を記述した場合、重複した内容は後から記述された<DirectoryDir>の内容が優先されます。

  例

    <Menu>
      <!-- 絶対パスで指定 -->
      <DirectoryDir>/usr/share/mydir</DirectoryDir>

      <!-- 相対パスで指定 -->
      <DirectoryDir>mydir</DirectoryDir>

      ...
    </Menu>

<DefaultDirectoryDirs>

  デフォルトのディレクトリーエントリーのパスを指定します。
  <DirectoryDir>のデフォルト版です。

  特徴は<DirectoryDir>と同じです。
  デフォルトのディレクトリーエントリーのパスは複数あるため、複数の<DirectoryDir>に展開されます。

  例

    <Menu>
      <DefaultDirectoryDirs />

      ...
    </Menu>

<LegacyDir>

  旧メニュー階層があるフォルダーを指定する要素です。
  複数指定することができます。
  <Menu>要素内で使用します。

  以前は、フォルダーの階層構造がそのままメニューの階層構造に使われていました。
  現在はメニューファイルで階層構造を指定する仕様になっています。

  <LegacyDir>は以前の仕様で作成されたフォルダー構造を、デスクトップメニューに変換・制御するための要素です。

  現状使われていないので、省略します。
  似たような要素に<KDELegacyDirs>がありますが、こちらも省略します。


ディレクトリーエントリー , デスクトップエントリー , デスクトップメニュー
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