GDP Findプラグイン
「GDP Find」プラグインは、指定されたフォルダー内のファイルから文字列を検索したり、文字列の置き換えを行うプラグインです。再帰的に検索が行われるため、サブフォルダー以下のファイルも検索対象になります。
また、一括で文字列を置き換えることもできます。
プラグインを有効にする
「GDP検索」プラグインを有効にするには、設定画面の「プラグイン」タブで「GDP Find」にチェックを入れます。検索画面について
検索画面は、サイドパネルの「検索」タブに表示されます。ファイルから文字列の検索を行う
ファイルから文字列の検索を行います。ここでは検索オプションを指定せず、基本的な検索方法を案内します。
1.検索画面の表示
「検索」メニューを開き「Find in files」をクリックするか、「Shift + Ctrl + F」キーを押します。直接サイドパネルを表示し、「検索」タブをクリックしても良いです。
検索を行う前に
「GDP検索」プラグインは、ファイルを開いて文字列の検索を行います。未保存のドキュメントの内容は、検索対象になりません。
検索を行う前に検索対象になるドキュメントは、ファイルに保存しておいてください。
2.検索するフォルダーの指定
検索するフォルダーを指定します。検索対象のファイルについて
ここで指定されたフォルダー以下のファイルが、検索対象になります。サブフォルダー以下のファイルも検索対象です。
ただし、バイナリーファイルなどテキストファイルではないファイルは、検索対象外です。
パスの入力について
検索するフォルダーのパスは、直接入力することもできますし、フォルダー選択画面から検索するフォルダーを指定することもできます。また、よく利用するフォルダーや以前入力したフォルダーのパスを履歴から選択することもできます。
パスを直接入力する場合
パスを直接入力する場合は、絶対パスによる入力か、カレントディレクトリーからの相対パスで入力します。通常カレントディレクトリーは、ユーザーのホームフォルダー(~)になります。
フォルダー選択画面から検索するフォルダーを指定する場合
フォルダー選択画面から検索するフォルダーを指定する場合、フォルダーアイコンをクリックします。以下のようにフォルダー選択画面が表示されるので、検索したいフォルダーを選択し「開く」ボタンをクリックします。
パスを履歴から入力する場合
パスを履歴から入力する場合、右側の矢印ボタンをクリックします。以下のように履歴の一覧が表示されるので、この中から検索するフォルダーをクリックします。
この履歴には、特別なフォルダーを表す識別子が含まれています。
<Current File>
この選択肢はフォルダーの指定ではなく、現在表示しているドキュメントのファイル名が含まれるファイルが検索対象になります。フォルダーは、現在表示しているドキュメントのファイルがあるフォルダーが対象になります。
<Working Directory>
カレントディレクトリーを、検索するフォルダーに指定します。通常カレントディレクトリーは、ユーザーのホームフォルダー(~)になります。
入力例
ここでは例として、検索するフォルダーを以下のように入力しました。3.検索する文字列の入力
次に検索する文字列を入力します。検索方法について
文字列は、部分一致で検索されます。履歴から検索する文字列を選択する場合
履歴から検索する文字列を選択する場合、右側の矢印ボタンをクリックします。以下のように履歴の一覧が表示されるので、この中から検索する文字列をクリックします。
テキストファイルの文字コードについて
「GDP検索」プラグインによる検索では、実際にテキストファイルを開いて文字列の検索を行います。文字コードにUTF-8を指定してファイルを開くため、UTF-8エンコーディングではないテキストファイルの検索は正常に動作しません。
入力例
ここでは例として、検索する文字列を以下のように入力しました。4.検索を行う
検索を行います。検索を行うには、「エンター」キーを押すか、右側の「検索」ボタンをクリックします。
5.検索結果
検索が行われると、以下のように検索する文字列を含むファイルの一覧が表示されます。行の表示
各ファイルの左側の「▶」アイコンをクリックすると、以下のように検索する文字列が含まれる行の一覧が表示されます。虫眼鏡アイコンの左に表示されている数値は、そのファイルの行番号です。
ファイルを開く
ファイルをダブルクリックすれば、そのファイルを「gedit」で開きます。文字列が見つかった行をダブルクリックすれば、そのファイルを「gedit」で開き、カーソル(キャレット)をその行番号に移動します。