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Ubuntu Git その49 - リモートリポジトリーをクローン後、すべてのサブモジュールを初期化する(git clone)

リモートリポジトリーをクローン後、すべてのサブモジュールを初期化する

  「リモートリポジトリー」をクローン後、すべての「サブモジュール」を初期化します。

  ベアリポジトリーでは利用できない

    「サブモジュール」のプロジェクトファイル群を、自身の「ワーキングディレクトリー」内に展開するため、「ベアリポジトリー」では利用できません。
 

  チェックアウト必須

    「サブモジュール」のプロジェクトファイル群をチェックアウトするため、「チェックアウトを行わない(--no-checkout, -n)」オプションとは併用できません。

オプションの説明

  すべての「サブモジュール」を初期化するには、以下のいずれかのオプションを指定します。

オプション オプション
--recursive --recurse-submodules

リモートリポジトリーのクローン例

  「リモートリポジトリー」をクローン後、すべてのサブモジュールを初期化する例です。

  1.ローカルリポジトリーの配置場所

    ここでは例として、「~/ドキュメント/git」フォルダー内に「myMainModule」フォルダーを作成してもらい、「myMainModule」フォルダー内にリポジトリーをクローンします。


    クローン元の「リモートリポジトリー」は、「git://192.168.56.1/myMainModule」を指定します。
    この「リモートリポジトリー」は、「mySubModule」という「サブモジュール」が追加されています。

  2.カレントディレクトリーの移動

    「端末」を起動し、カレントディレクトリーを「~/ドキュメント/git」に移動します。


  3.コマンドの実行

    「リモートリポジトリー」をクローンします。
    コマンドの説明は、「リモートリポジトリーをクローンするコマンドの説明」を参考にしてください。

    ここでは、以下のコマンドを実行します。
    ポイントは、赤字の箇所です。

git clone --recursive git://192.168.56.1/myMainModule myMainModule


  4.コマンドの実行結果

    以下のように、「リモートリポジトリー」がクローンされます。


  5.フォルダーの確認

    「Nautilus」を起動し「~/ドキュメント/git」フォルダーを見ると、以下のように「myMainModule」フォルダーが作成されています。


  6.myMainModuleフォルダーの確認

    「myMainModule」フォルダーを開くと、クローンされたリポジトリーが配置されています。


    「.git」フォルダーが、「Gitディレクトリー」です。
    「myMainModule」フォルダーが、「ワーキングディレクトリー」です。
    「mySubModule」フォルダーが、「サブモジュール」の「ワーキングディレクトリー」です。

    「test.txt」は、チェックアウトされたプロジェクトのファイルです。

  7.mySubModuleフォルダーの確認

    「mySubModule」フォルダーを開くと、「mySubModuleサブモジュール」のプロジェクトのファイル群が展開されています。


    「submodule.txt」は、チェックアウトされた「mySubModuleサブモジュール」のプロジェクトのファイルです。

  8.mySubModuleのGitディレクトリーの配置場所

    「mySubModule/.git」ファイルをテキストエディターで開くと、以下のように「mySubModuleサブモジュール」の「Gitディレクトリー」の配置場所が記述されています。


  9.mySubModuleのGitディレクトリー

    「/.git/modules/mySubModule」フォルダーを開くと、「mySubModuleサブモジュール」の「Gitディレクトリー」が表示されます。



Git
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