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Ubuntu Git その351 - 差分適用時に空白文字を無視して、リベースを行う(git rebase)

差分適用時に空白文字を無視して、リベースを行う

  差分適用時に空白文字を無視して、リベースを行います。
  空白文字とは、タブやスペース、改行コードのことです。

  注意

    インタラクティブモード(--interactive)では、利用できません。

  1.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    現在のブランチは、「fix」ブランチであることが分かります。
    同様に、「HEAD」は「fix」ブランチを指していることが分かります。


    ここでは例として、「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースし、「mastsr」ブランチに「fix」ブランチの変更内容を結合します。

  2.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースするため、リベース対象の「コミットオブジェクト」は、以下のようになります。

  • Commit4
  • Commit5

  3.masterブランチのcommon.txtファイルの中身

    ここでは、両ブランチに存在する「common.txt」ファイルに着目します。
    「master」ブランチの「ワーキングディレクトリー」は、以下のようになっています。


    「common.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。
    グレーの「・」は、半角スペースを表しています。


  4.fixブランチのcommon.txtファイルの中身

    「fix」ブランチの「ワーキングディレクトリー」は、以下のようになっています。
    「common.txt」ファイルに着目します。


    「common.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。
    グレーの「・」は、半角スペースを表しています。


通常のリベース

  比較のため、まずは通常の方法でリベースしてみます。

  5.コマンドの実行

    「端末」から以下のコマンドを実行し、リベースを行います。
   
git rebase --verbose master


  6.マージコンフリクトの発生

    以下のように、「common.txt」ファイルで「マージコンフリクト」が発生します。


  7.マージコンフリクトが発生したcommon.txtファイルの中身

    「マージコンフリクト」が発生した「common.txt」ファイルの中身を見てみると、差分が衝突した箇所に「コンフリクトマーカー」が挿入されています。


差分適用時に空白文字を無視してリベース

  次に、空白文字を無視してリベースを行います。
  「1.」から「4.」までは、上記と同じです。

  5.コマンドの実行

    コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。

オプション
--ignore-whitespace

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、「ファイルの変更内容を異なるブランチに結合するコマンドの説明」を参考にしてください。

    ポイントは、赤字の箇所です。

git rebase --verbose --ignore-whitespace master


  6.コマンドの実行結果

    以下のように、リベース結果が表示されます。


  7.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    「fix」ブランチが指す「コミットオブジェクト」の識別子が、「1.」と異なっています。


  8.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「Commit4」の変更内容を元に、「Commit4’」が新規に生成されています。
    同様に「Commit5」の変更内容を元に、「Commit5’」が新規に生成されています。

    「Commit4」と「Commit5」は、いずれも削除されています。

  9.リベース後のcommon.txtファイルの中身

    リベース後の「ワーキングディレクトリー」は、以下のようになっています。
    「common.txt」ファイルに着目します。


    「common.txt」ファイルの中身は、以下のようになっています。
    グレーの「・」は、半角スペースを表しています。



Git
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