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Ubuntu Git その383 - マージコンフリクトを解決して、リベースを続行する(git rebase)

マージコンフリクトを解決して、リベースを続行する

  リベースでは、リベース実行時にファイルの差分を適用した際、差分が衝突することがあります。
  この衝突のことを、「マージコンフリクト」といいます。

  差分が衝突は、差分をどのように適用すればよいか「Git」が判断できなかった時に発生します。

  リベース実行時に「マージコンフリクト」が発生すると、リベースは一時的に中断されます。

  「マージコンフリクト」発生時ユーザーは、衝突した箇所を修正しリベースを続行するか、リベースを中止するか、衝突が発生した「コミットオブジェクト」のリベースをスキップすることができます。

  ここでは例として、「マージコンフリクト」の発生時に「マージコンフリクト」を解決し、リベースを続行します。

  1.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    現在のブランチは、「fix」ブランチであることが分かります。
    同様に、「HEAD」は「fix」ブランチを指していることが分かります。


    ここでは例として、「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースし、「mastsr」ブランチに「fix」ブランチの変更内容を結合します。

  2.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「fix」ブランチを「master」ブランチにリベースするため、リベース対象の「コミットオブジェクト」は、以下のようになります。

  • Commit4
  • Commit5
  • Commit6

  3.リベースの実行

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、「ファイルの変更内容を異なるブランチに結合するコマンドの説明」を参考にしてください。

git rebase --verbose master


  4.コマンドの実行

    以下のように、リベース結果が表示されます。


    「master.txt」ファイルで「マージコンフリクト」が発生したと出力されています。
    この「マージコンフリクト」は、「Commit6」リベース時に発生しています。

  5.ワーキングディレクトリーの状態

    「ワーキングディレクトリー」の状態を見てみます。

    以下のように、リベースが中断されていることや、「master.txt」ファイルで「マージコンフリクト」が発生していることが分かります。


  6.マージコンフリクトが発生したファイルの中身

    「マージコンフリクト」が発生した「master.txt」ファイルを開くと、以下のように衝突が発生した箇所に「マージコンフリクト」が挿入されています。


  7.マージコンフリクトの解決

    ファイルを修正し、上書き保存します。
    ここでは以下のように修正しました。


  8.ファイルをステージングエリアに追加

    修正したファイルを「ステージングエリア」に追加します。


    これで、 「マージコンフリクト」の解決作業は完了です。

  9.ワーキングディレクトリーの状態

    「ワーキングディレクトリー」の状態を見てみます。
    以下のように、「master.txt」ファイルが「ステージングエリア」に追加されています。  


  10.リベースの続行

    「マージコンフリクト」の解決作業が完了したので、リベースを続行します。
    コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。

オプション
--continue

    「端末」から、以下のコマンドを実行します。
    コマンドの詳細は、「ファイルの変更内容を異なるブランチに結合するコマンドの説明」を参考にしてください。

    ポイントは赤字の箇所です。

git rebase --continue


  11.リベースの実行

    引き続きリベースが実行されます。


  12.ブランチの確認

    現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。
    「fix」ブランチが指す「コミットオブジェクト」の識別子が、「1.」と異なっています。


  13.ブランチの構成

    現在のブランチの構成を図にすると、以下のようになっています。


    「Commit4」の変更内容を元に、「Commit4’」が新規に生成されています。
    「Commit5」の変更内容を元に、「Commit5’」が新規に生成されています。
    「Commit6」の変更内容とユーザーの修正を元に、「Commit6’」が新規に生成されています。



Git
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