VirtualBox 5.0.12がリリースされました
2015/12/18にVirtualBox 5.0.12がリリースされました。VirtualBoxのリポジトリーを利用している人は、「ソフトウェアの更新」で「VirtualBox 5.0.12」にアップデートできます。
「VirtualBox 5.0.12」にアップデートする時は、必ず事前に「VirtualBox」が起動していないことを確認してください。
さもないと、アップデートに失敗します。
VirtualBox拡張パックのインストール
「VirtualBox」アップデート後に「VirtualBox」を起動すると、VirtualBox拡張パックのインストールが促されます。VirtualBox拡張パックをインストールすると、USB 3.0ホストコントローラーの利用など、VirtualBoxで利用できる機能が増えます。
画面の案内に従い、VirtualBox拡張パックをインストールしておきます。
VirtualBox 5.0.12の変更点
VirtualBox 5.0.12の変更点は、「ChangeLog」を参考にしてください。今回のリリースはメンテナンスリリースなので、不具合の修正が主な変更点になります。
- USB3.0の不具合修正
- BIOSでLBA64のサポート
- UEFI + Windows 10仮想マシンの改善
- オーディオ周りの不具合修正
- RHEL 7.2利用時の不具合修正
- カーネルモジュールのビルドを促すメッセージの修正
- PCIパススルーの動作改善
- 共有フォルダーの動作改善
仮想マシンにUbuntu 15.10をインストール
ホスト「Ubuntu 15.10 64bit」 + 仮想マシン「Ubuntu 15.10 64bit」の環境に、「Guest Additions」をインストールして利用してみましたが、現状特に問題は起きていません。Unityも3Dアクセラレーションが有効な状態で動作しています。
Guest Additionsをインストールし、3Dアクセラレーションを有効にしておく
仮想マシンにUbuntuをインストールした後やVirtualBoxをアップデートした後は、忘れずに「Guest Additions」をインストールしておきましょう。「Guest Additions」のインストール状況は、「セッション情報」から確認できます。
また、仮想マシンの設定で3Dアクセラレーションを有効にしておきましょう。