パーティションの開始位置
ディスクユーティリティ 3.0.2でパーティションを作成すると、以下のようにWarningが表示されることがあります。
警告の内容
WANING: The partition is misaligned by 522240 bytes.This may result in very poor performance.
Repartitioning is suggested.
意訳すると、「パーティションの開始位置が良くないよ。
読み書きのパフォーマンスがガタ落ちするかも。
パーティションを作りなおすことをお勧めするよ。」
問題
記憶に新しいところでは、1セクタ4KiBのHDDの問題がありました。これも似たような事情です。
この問題はLinuxの問題ではなく、ディスクユーティリティ 3.0.2の問題です。
ディスクユーティリティ 3.0.2では位置合わせによるパーティションの作成ができません。
これはバグとして報告されています。
creates a misaligned partition
従っていくらディスクユーティリティ 3.0.2でパーティションを作りなおしたとしても、
この問題解決しません。
解決方法
パーティションの位置合わせが指定できるアプリで、パーティションを作成すればOKです。GPartedがこの機能に対応しているため、GPartedがおすすめです。
RAIDアレイボリュームについて
GPartedはmdadmによるRAIDアレイの操作には対応していません。あらかじめディスクユーティリティでRAIDアレイを作成しておき、
ボリュームのデバイスファイルを確認しておきます。
ディスクユーティリティでRAIDアレイをフォーマットしても良いです。
そのデバイスファイルに対してGPartedでパーティションを作成するとよいでしょう。
GPartedでRAIDアレイボリュームが表示されないときは
ディスクユーティリティでRAIDアレイを作成した後、GPartedを起動してもRAIDアレイボリュームがリストに表示されない場合は
PCを再起動するのが手っ取り早い解決方法です。
どうやらmd125未満はリストアップされないようです。