Ubuntu 天気情報インジケーター その3 - 場所追加時の不具合について

場所の追加時の不具合について

  場所追加時にインジケーターがクラッシュする不具合が報告されています。

  Launchpad

• Can't add locations 
• cannot add any location to the weather applet
• weather applet crashes when you add a locality
• indicator-weather crashed with AttributeError in export_location_details(): Location instance has no attribute 'location_code'

  「適用」ボタンクリック時に以下のエラーが表示される場合は、この不具合に該当します。
  この不具合はUbuntu 12.04、Ubuntu 12.10で発生します。


  すでにパッチは上がっているので、そのうち修正されると思います。
  自分で一時的に修正したい場合は、以下の方法で修正します。

  1.天気情報インジケーターの終了

    天気情報インジケーターの実行ファイル（Pythonスクリプト）を直接修正するため、天気情報インジケーターを終了します。
    インジケーターのメニューから「終了」を選択すれば、インジケーターを終了させることができます。

  2.rootでインジケーターの実行ファイルを開く

    端末から以下のコマンドを実行します。

      gksudo gedit /usr/bin/indicator-weather

  3.修正箇所の検索

    以下のコードを検索します。

    if (yahoo_woeid_result['ResultSet']['Error'] != 0)

  4.修正

    0を'0'に変更します。

    if (yahoo_woeid_result['ResultSet']['Error'] != 0)
        ↓
    if (yahoo_woeid_result['ResultSet']['Error'] != '0')

    変更前

    変更後

    変更したら保存してテキストエディターを終了します。

  5.確認

    天気情報インジケーターを起動し、現象が発生しないか確認します。