encfsctlコマンド
encfsctlコマンドは、EncFSを管理するコマンドです。ソースディレクトリーの情報を表示したり、パスワードの変更等が可能です。
EncFSをインストールすれば、このコマンドもインストールされます。
「encfsctl」コマンドのフォーマット
以下のようなフォーマットになっています。encfsctl コマンド コマンドのオプション
コマンド
コマンドで操作内容を指定します。「info」コマンド
指定されたソースディレクトリーの暗号化設定情報を表示します。「passwd」コマンド
指定されたソースディレクトリーのパスワードを変更します。「showcruft」コマンド
指定されたソースディレクトリー内のファイル名をチェックし、復号化できないファイルの一覧を表示します。チェックするのはファイル名のみで、ファイルの中身やブロックのチェックは行いません。
「decode」コマンド
指定されたソースディレクトリーの暗号化設定ファイルを利用して、暗号化されたファイル名を復号化して表示します。コマンドのオプションに暗号化されたファイル名を指定します。
また「--extpass」オプションを指定してパスワード入力を他のプログラムに任せることもできます。
「encode」コマンド
指定されたソースディレクトリーの暗号化設定ファイルを利用して、ファイル名を暗号化して表示します。コマンドのオプションにファイル名を指定します。
また「--extpass」オプションを指定してパスワード入力を他のプログラムに任せることもできます。