Lubuntu 12.10 64bit その3 - Lubuntuをインストールする（前編）

Lubuntuのインストール（前編）

今回作成したライブメディアは、Lubuntu 12.10 64bit版です。

インストールする前に

必ず既存OS（HDD）のバックアップを取っておいてください。
また、どのHDDにインストールするのか、予めHDDのデバイスファイルを調べておきます。
インストールする前に行う作業は、Ubuntuと同じです。

インターネットへの接続について

インターネットに接続しておくと、追加パッケージやアップデートのインストールが可能になります。
インターネットに接続できない状況でも、Lubuntuのインストールは可能です。
その場合、Lubuntuインストール後にアップデート等の作業を行います。

1.言語の選択

ライブメディアからPCを起動すると、以下の画面が表示されます。
カーソルキーで選択を移動させ、「日本語」を選択し「エンター」キーを押します。

2.起動オプションの選択

以下の画面が表示されるので、「Lubuntuをインストール」をカーソルキーで選択し「エンター」キーを押します。

3.ようこそ

インストーラーが起動します。
左側の言語リストで「日本語」が選択されているので、このまま「続ける」ボタンをクリックします。

4.インストールオプションの選択

以下の画面が表示されるので、インストールオプションを選択します。

インストール中にアップデートをダウンロードする

Lubuntuのアップデート確認を行い、必要に応じてアップデートを行います。
チェックをオンにしておくと良いでしょう。

サードパーティーのソフトウェアをインストールする

追加アプリをインストールします。
チェックをオンにしておくと良いでしょう。

今回は両方のオプションをオンにしてインストールを行います。
設定したら「続ける」ボタンをクリックします。

5.インストール方法の選択

    インストール方法を選択します。
    自動でインストール先を選択しインストールすることもできます。
    表示される選択肢は、HDDの状況により変わります。

LVMについて

      LVM（Logical Volume Manager）は論理ボリュームマネージャの略で、複数のHDDを1つのHDDにまとめるシステムです。
      Windowsで言うところのダイナミックディスクみたいなものでしょうか。
      よく分からなければ、選択しないほうが良いでしょう。

自動でインストールしても良いのですが、今回は以下のように「手動」を選択します。

「続ける」ボタンをクリックします。

6.パーティションテーブの作成

今回は未フォーマットの100GBのHDDを、MBR形式でフォーマットしてインストールします。
作成するパーティションは、ルートディレクトリ用のパーティション（/）とスワップ用のパーティションです。

まずパーティションテーブルを作るのですが、パーティションテーブルを作成するとHDD内の全てのデータが削除されます。
既にフォーマット済みのHDDを利用する場合は、パーティションテーブルの作成を飛ばします。

以下の画面が表示されたら、インストールするHDDのデバイスファイルをクリックします。
今回は「/dev/sda」をクリックして選択します。