ログから文字列を検索
表示されているログから文字列を検索します。1.検索バーの表示
「表示」メニューから「検索」をクリックするか、「Ctrl + F」キーを押します。2.検索する文字列の入力
画面下部に検索バーが表示されます。検索
検索する文字列を入力します。このテキストボックスにフォーカスが当たっている状態で「ESC」キーを押すと、検索バーを閉じることができます。
大文字小文字を区別するので注意してください。
前を検索
現在位置より前の文字列を検索します。次を検索
現在位置より次の文字列を検索します。「エンター」キーを押してもOKです。
クリア
「検索」で入力した文字列をクリアします。3.検索完了
以下のように該当する文字が選択され、ハイライト表示されます。左スクロールについて
検索する文字列が見つかった場合は、その行へ自動的にスクロールしますが、左方向にはスクロールを行いません。(右方向にはスクロールします)文字列を見つけられない場合は、一旦左にスクロールさせてから検索を行います。
フィルタリングについて
ログの内容を正規表現でフィルタリングします。大量のログが出力されていて読みづらく、特定のログのみ表示したい時などに有効です。
- 正規表現に合致する文字列を含む行の文字色や背景色を変更する
- 正規表現に合致する文字列を含む行のみ表示する
- 正規表現に合致する文字列を含む行を非表示にする
フィルタリングを利用するには、まずフィルターを作成する必要があります。
また、複数のフィルターを作成し、一度にその複数のフィルターを適用しフィルタリングを行うこともこともできます。
フィルターの管理画面
「フィルター」メニューから「フィルターを管理」をクリックすると、フィルター管理画面が表示されます。以下がフィルター管理画面です。
フィルターを作成する
フィルターを新規に作成します。1.フィルター追加画面の表示
フィルター管理画面を表示したら、「追加」ボタンをクリックします。2.フィルターの設定
以下の画面が表示されるので、作成するフィルターの設定を行います。名前
フィルターの名前です。分かりやすい名前をつけるとよいでしょう。
正規表現
フィルタリング対象にする文字列を入力します。強調
正規表現に合致する行を強調表示します。文字色や背景色を指定することができます。
最低でも「文字色」か「背景色」のどちらかのチェックをオンにし、色を指定する必要があります。
色の指定について
「文字色」や「背景色」の右にあるボタンをクリックすると、以下のように色選択画面が表示されます。「作成した色」の「+」ボタンをクリックすると、自分で色を作成することができます。
非表示
正規表現に合致する行を非表示にします。3.フィルターの設定完了
作成するフィルターの設定を行ったら「適用」ボタンをクリックします。ここでは例として、以下のようなフィルターを作成します。
4.作成完了
以下のようにフィルターが作成されます。フィルターの設定を確認・変更する
作成済みのフィルターの設定を変更します。1.フィルターの選択
フィルター管理画面を表示したら、設定を確認・変更したいフィルターを選択します。2.設定の表示
「プロパティ」ボタンをクリックします。3.設定の表示
フィルターの設定が表示されます。フィルターの設定内容は、「フィルターを作成する」を参考にしてください。
フィルターを削除する
作成したフィルターを削除します。1.フィルターの選択
フィルター管理画面を表示したら、削除したいフィルターを選択します。2.削除
「削除」ボタンをクリックします。3.削除完了
以下のように選択されたフィルターが削除されます。フィルタリングする
作成したフィルターでログの内容をフィルタリングします。1.適用するフィルターの選択
「フィルター」メニューを開くと、作成したフィルターの一覧が表示されます。適用したいフィルターをクリックします。
現状有効になっているフィルターは、以下のようにチェックマークが表示されます。
2.フィルターの適用
以下のように選択したフィルターが適用されます。追加で別のフィルターを適用する
上記で記述した通り、複数のフィルターを適用することができます。例えば以下のようなフィルターを作成します。
このフィルターも適用すると、以下のように「lightdm」フィルターと「sudo」フィルターが適用された状態になります。
フィルターに引っかからなかった行を非表示にする
フィルターに引っかからなかった行を非表示にします。非表示にした行を再度表示する方法も同じです。
1.行の非表示切り替え
フィルターを適用している状態で、「フィルター」メニューの「マッチしたもののみ表示」をクリックします。この機能が有効になっている場合、「マッチしたもののみ表示」にチェックが表示されます。
2.行の非表示
以下のようにフィルターに引っかからなかった行が非表示になります。ちなみにここでは上記で作成した「lightdm」フィルターを適用しています。