メインバーのスキン その2
前回の続きです。クリック可能領域の左マージン
状態パネルの左側のクリック不可能な余白を設定します。ウィンドウの左端からピクセルで指定します。
クリック可能領域とは
クリック可能領域とは、状態パネルがマウスのクリックに反応する領域のことです。状態パネル上のクリック不可能な領域をクリックした場合、状態パネルのすぐ下にあるウィンドウをクリックしたものとして扱われます。
例
「左マージン調整」に「32」を指定し、「クリック可能領域の左マージン」に「32」を指定しました。この場合、状態パネルの左端から32ピクセルの領域は、クリック不可能な領域となり、クリックしても状態パネルは反応しません。
クリック可能領域の右マージン
状態パネルの右側のクリック不可能な余白を設定します。ウィンドウの右端からピクセルで指定します。
例
「右マージン調整」に「32」を指定し、「クリック可能領域の右マージン」に「32」を指定しました。この場合、状態パネルの右端から32ピクセルの領域は、クリック不可能な領域となり、クリックしても状態パネルは反応しません。
クリック可能領域の上マージン
状態パネルの上部のクリック不可能な余白を設定します。ウィンドウの上端からピクセルで指定します。
例
「上マージン調整」に「32」を指定し、「クリック可能領域の上マージン」に「32」を指定しました。この場合、状態パネルの上端から32ピクセルの領域は、クリック不可能な領域となり、クリックしても状態パネルは反応しません。
クリック可能領域の下マージン
状態パネルの下部のクリック不可能な余白を設定します。ウィンドウの下端からピクセルで指定します。
例
「下マージン調整」に「32」を指定し、「クリック可能領域の下マージン」に「32」を指定しました。この場合、状態パネルの下端から32ピクセルの領域は、クリック不可能な領域となり、クリックしても状態パネルは反応しません。
オーバーレイ画像
オーバーレイ画像を指定します。オーバーレイ画像について
オーバーレイ画像は、背景画像より前かつ状態パネルに表示されるアイコンの後ろに表示される画像です。画像について
ここで入力する内容は、画像のファイル名になります。このスキンのフォルダー内に画像ファイルを置き、その画像ファイルのファイル名を指定します。
画像のフォーマットはPNG形式です。
例
オーバーレイ画像にUbuntuのロゴを指定した例です。状態パネルの左上に表示されています。
Overlay dock position
オーバーレイ画像の配置位置(左上描画原点)を以下のメニューから選択します。例について
以下の各メニュー項目選択時の画像は、Ubuntuのロゴを「オーバーレイ画像」に指定しています。画像のサイズは24x24ピクセルです。
左上
画像の描画位置は、状態パネルの左上です。上
画像の描画位置は、状態パネルの上中央です。右上
画像の描画位置は、状態パネルの上中央です。左
画像の描画位置は、状態パネルの左中央です。真ん中
画像の描画位置は、状態パネルの中央です。右
画像の描画位置は、状態パネルの右中央です。左下
画像の描画位置は、状態パネルの左下です。下
画像の描画位置は、状態パネルの下中央です。右下
画像の描画位置は、状態パネルの右下です。Overlay X offset/Overlay Y offset
オーバーレイ画像の配置位置を調整します。Overlay X offset
「Overlay X offset」は横方向の調整値です。負の値を指定すれば、オーバーレイ画像が左に移動します。
正の値を指定すれば、オーバーレイ画像が右に移動します。
単位はピクセルです。
Overlay Y offset
「Overlay Y offset」は縦方向の調整値です。負の値を指定すれば、オーバーレイ画像が上に移動します。
正の値を指定すれば、オーバーレイ画像が下に移動します。
単位はピクセルです。
例
上記「Overlay dock position」の「真ん中」の例を利用して、画像を中心に配置するよう値を調整します。画像を中心に配置するには、「Overlay X offset」に「画像の幅 / 2」の負の値を入力し、「Overlay Y offset」に「画像の高さ / 2」の負の値を入力します。
画像のサイズは24x24ピクセルなので、それぞれに「-12」を入力します。
以下のようにオーバーレイ画像が状態パネルの中心に表示されるようになりました。