段落(パラグラフ)単位で移動する
カーソルを段落(パラグラフ)単位で移動します。コマンドのフォーマット
カーソルを段落単位で移動するコマンドは、以下のようになります。
move.paragraph 移動する段落数
移動する段落数
移動する段落数を指定します。「-」をつけると、前方に向かって相対位置で移動します。
このオプションを省略した場合、「1」が指定されます。
1.現在のカーソル位置
現在以下の位置にカーソルがあります。2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。ここでは例として、後方に向かって1段落分カーソルを移動します。
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のようにカーソルの位置が移動します。「Ctrl」キーを押しながら「エンター」キーを押せば、以下のように移動前のカーソルと移動後のカーソル間にあるテキストが選択されます。
検索結果単位で移動する
正規表現で検索を行い、マッチした文字列を対象にカーソルを移動します。コマンドのフォーマット
カーソルを検索結果単位で移動するコマンドは、以下のようになります。
move.regex 検索する文字列 移動する検索結果数
検索する文字列
検索する文字列を正規表現で指定します。正規表現はPythonの正規表現で記述します。
検索の開始位置は、現在カーソルがある位置です。
Pythonの正規表現の記述方法は、「6.2. re — 正規表現操作」を参考にしてください。
移動する検索結果数
移動する検索結果数を指定します。「-」をつけると、前方に向かって相対位置で移動します。
このオプションを省略した場合、「1」が指定されます。
例えば移動する検索結果数に「2」を指定した場合、2つ目に見つかった検索結果の位置にカーソルが移動します。
1.現在のカーソル位置
現在以下の位置にカーソルがあります。2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。ここでは例として、後方に向かって2つ目に見つかった「天気」にカーソルを移動します。
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のようにカーソルの位置が移動します。「Ctrl」キーを押しながら「エンター」キーを押せば、以下のように移動前のカーソルと移動後のカーソル間にあるテキストが選択されます。