ワーキングディレクトリーやステージングエリアからファイルを強制的に削除する
「ワーキングディレクトリー」や「ステージングエリア」からファイルを強制的に削除します。編集されているファイルなど、「チェックアウト」後に操作を行ったファイルは削除できません。
この方法を利用すれば、それらのファイルを削除することができます。
エラーが発生する状況
ファイルの削除でエラーが発生する状況です。1.ワーキングディレクトリーの確認
「ワーキングディレクトリー」内のファイルは、以下のようになっています。ここでは例として、「master.txt」ファイルを削除します。
2.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。「master.txt」ファイルが編集されたファイルとして認識されています。
3.コマンドの実行
「master.txt」ファイルを「ワーキングディレクトリー」と「ステージングエリア」から削除します。4.コマンドの実行結果
以下のように、編集されたファイルは削除できません。ファイルを強制的に削除
上記のような場合でも、ファイルを強制的に削除できます。「1.」〜「2.」は上記と同じです。
3.コマンドの実行
コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。ショートオプション | ロングオプション |
---|---|
-f | --force |
「端末」から、以下のコマンドを実行します。
コマンドの詳細は、「ワーキングディレクトリーやステージングエリアからファイルを削除するコマンドの説明」を参考にしてください。
ポイントは、赤字の箇所です。
git rm --force master.txt