すべてのサブモジュールを一括処理するコマンドの説明
「git submodule」コマンドは、すべての「サブモジュール」に対し、一括処理を実行することができます。処理の内容は、ユーザーが指定します。
処理対象となるサブモジュール
処理対象となる「サブモジュール」は、チェックアウトされている「サブモジュール」です。チェックアウトされていない「サブモジュール」は、処理対象になりません。
コマンドのフォーマット
コマンドのフォーマットは以下のようになります。
git submodule <情報出力オプション> foreach <オプション> <実行するコマンド>
このコマンドの基本的な使い方は、「すべてのサブモジュールを一括処理する」を参考にしてください。
情報出力オプション
情報の出力に関するオプションです。いずれのオプションも省略できます。
サブモジュールのワーキングディレクトリーのパスを出力しない(-q, --quiet)
このオプションを指定すると、「サブモジュール」の「ワーキングディレクトリー」のパスを出力しません。このオプションの使用例は、「サブモジュールのワーキングディレクトリーのパスを出力しないで、すべてのサブモジュールを一括処理する」を参考にしてください。
サブモジュールに関するオプション
サブモジュールに関するオプションです。いずれのオプションも省略できます。
再帰的にサブモジュールを操作する(--recursive)
デフォルトでは、「スーパープロジェクト」直下の「サブモジュール」が更新対象になります。このオプションを指定すると、「サブモジュール」内の「サブモジュール」など、再帰的に「サブモジュール」を更新対象にします。
このオプションの使用例は、「再帰的にサブモジュールを一括処理の対象にする」を参考にしてください。
実行するコマンド
実行するコマンドを記述します。このオプションの使用例は、「すべてのサブモジュールを一括処理する」を参考にしてください。