Operaが中国企業に買収されるかも
Operaが中国企業に買収されるかもしれません。Operaの取締役会は、Chinese internet firmsとQihoo 360とKunlunが率いる共同事業体からの買収の申し出について検討するよう、Operaの株主達に提言した。
Operaのデスクトップチームでは、このニュースは朗報だと考えている。
もし取引が実現すれば、PC向けOperaはもっと多くのユーザーにもっと早く届けられるようになるだろう。
私達はロードマップ(リリース計画や日程)を加速させ、より多くのバグ修正を行うことができるだろうし、Webにより多くのコードを貢献できるだろう。
去年一年間でPC向けOperaは、5百万を超えるユーザー数が増加した。
このユーザー数は、PC市場が縮小する中悪くない数値だ。
私達は非常に高速で安定しており、かつ、安全なブラウザーの開発を行っている。
私達はあなたが必要とする機能を改善し、Webをより良くするための新機能のプロトタイプを開発している。
私達はGoogleに次ぐ2番目のBlinkレンダリングエンジンの主要な貢献者でもある。
私達のデスクトップチームは成長し、Jon Hicks氏のような素晴らしい人々を増やし続けている。
私達は素晴らしく高品質な製品をあなたに届けることができる。
しかし、私達はもっと多くの事がしたい!
私達はもっと多くのデスクトップやラップトップ、そしてあなたのような人々に届けられるブラウザーを開発したい。
Webブラウザーは、アメリカの西海岸に住む人々のためだけに作られるものであってはならないと私達は考えています。
オンラインで私達と繋がるであろう潜在的な10億人のユーザーのために、健全な競争を実現したい。
その人々のすべてがデスクトップやラップトップを使用してWebに接続するとは限らないが、Operaを試用してくれる人は間違いなくいる。
まとめると、
- Operaの買収はまだ決定していない
- Operaのデスクトップチームはこの件に好意的である
- 開発を加速させたい
- ユーザー数を増やしたい
といったところでしょうか。
もちろんこの件はLinux版のOperaにも影響するのですが、今後どうなるかはまだ分かりません。
実際に買収後の経過を見てみないとなんとも言えませんが、とりあえず企業が変わっても悪い方向に変化することはなく、開発の加速に期待できそうですね。