Unity 8とMirの採用見送り
「Ubuntu 16.10」では、Unity 8とMirの採用が見送られる予定です。2016/5/3に行われた「Ubuntu Online Summit」にて、Ubuntuの次期バージョンである「Ubuntu 16.10」でUnity 8とMirの採用を見送るとの見解が出されました。
Unity 8とMirは、Ubuntuの次世代のデスクトップ環境となるシステムです。
Unity 8とMirについては、以下を参考にしてください。
引き続きUnity 7とXサーバーの採用
「Ubuntu 16.10」では「Ubuntu 16.04」と同様に、Unity 7とXサーバーが採用される予定です。「Ubuntu 16.10」はLTS版である「Ubuntu 16.04」の次のバージョンということもあり、挑戦的な取り組みができるバージョンです。
Unity 8とMirが採用される可能性に期待がありましたが、まだその域には達していないという判断があったのでしょう。
Unity 8とMirの採用はUbuntu 17.04頃か?
「Ubuntu 16.10」の次期バージョンである「Ubuntu 17.04」でUnity 8とMirの採用可否が再度検討されます。先のことはまだ分かりませんが、少なくともUnity 8とMirの採用は2017年以降に持ち越しとなります。
UnityやUbuntu 16.10に関するスライド
UnityやUbuntu 16.10に関するスライドを紹介します。参考
- Ubuntu 16.10 Isn't Going To Use Mir / Unity 8 By Default
- Ubuntu 16.10 Won’t Use Unity 8 By Default
- Unity 8 Won't Be the Default Desktop Session for Ubuntu 16.10 (Yakkety Yak)