ようこそ画面のモックアップ
以前紹介した「ようこそ画面」ですが、デザインを更新した「ようこそ画面」のモックアップ(試作品)が公開されています。前回紹介した「ようこそ画面」と比べると、「budgie-remix」のテーマに即したデザインに変更されています。
現在開発が行われている「ようこそ画面」は、 特定のディストリビューションに依存しないアプリとして開発されています。
他のディストリビューションでも「ようこそ画面」が利用できるアプリになっています。
Debianの公式リポジトリーにBudgie desktopを
「Debian」の「main」リポジトリーに「budgie-remix」の「Budgie desktop」を入れてもらうための作業が行われています。現在「Debian Mentors」にアップロードを行い、もらった指摘をもとに修正作業が行われています。
この作業がうまく行けば、「Budgie desktop」が「Debian」の公式リポジトリーから利用できるようになります。
もしこの作業が2016/8の「Debian」のフリーズまでに間に合えば、「Ubuntu 16.10」及びすべてのDebian派生ディストリビューションは、PPAなど外部リポジトリーの追加なしに「Budgie desktop」を利用できるようになります。
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デフォルトのアイコンテーマの更新
デフォルトのアイコンテーマである「Moka」アイコンテーマと「Faba」アイコンテーマが更新され、「Kodi」や「Terminix」、「Vivaldi」など今までになかったアプリのアイコンも提供されるようになります。公式サイトの更新
公式サイトのデザインが更新されました。また、公式サイトに以下の新たなページが追加されました。
Our goal is very simple – to become an official Ubuntu community distro: Ubuntu Budgie
我々の目標は非常に単純だ。
それは、公式のUbuntuコミュニティーのディストリビューション「Ubuntu Budgie」になることである。
budgie-remixロゴの更新
新しい「budgie-remix」のロゴのデザイン案が公開されています。現在まだ作業中とのことですが、「このロゴどう思う?」とのことです。
アップストリームのBudgie desktopの変更点
- ダブルクリックでアプレットを追加できるようになった
- Ravenのアニメーションがスムーズになり、ティアリング(ちらつき)が起きなくなった
- Ravenのスイッチがテーマに合うように見た目が改善された
- デスクトップをクリックした時に、Ravenが閉じるようになった
- 「Super+A」キーでRavenのアプレット画面が表示されるようになった
- 新しくインストールしたテーマがすぐにRavenに認識されるようになった