LTS Enablement Stackのサポート期間のお知らせ
「Ubuntu 14.04」の「LTS Enablement Stack」のサポート期間のお知らせです。「Ubuntu 14.04」などLTS版の「Ubuntu」では、「LTS Enablement Stack」により、以降にリリースされた「Linux Kernel」と「Xスタック」を利用できるようになっています。
「Ubuntu 14.04.2」以降の「Ubuntu 14.04」では、「Ubuntu 14.04」以降にリリースされた「Linux Kernel」と「Xスタック」が採用されています。
Ubuntuのバージョン | Linux KernelとXスタックの 採用元のUbuntuのバージョン |
Linux Kernelの バージョン |
Xスタックの バージョン |
---|---|---|---|
Ubuntu 14.04.2 | Ubuntu 14.10 | 3.16 | 1.16.0 |
Ubuntu 14.04.3 | Ubuntu 15.04 | 3.19 | 1.17.1 |
Ubuntu 14.04.4 | Ubuntu 15.10 | 4.2.0 | 1.17.2 |
「Ubuntu 14.04.2」〜「Ubuntu 14.04.4」にかけて導入された「Linux Kernel」と「Xスタック」は、「Ubuntu 14.04.5」リリース後サポートが終了します。
Ubuntu 14.04.5
「Ubuntu 14.04.5」は2016年8月4日にリリースされます。「Ubuntu 14.04.5」のリリース日に「Ubuntu 14.04.2」〜「Ubuntu 14.04.4」にかけて導入された「Linux Kernel」と「Xスタック」のサポート期間が終了します。
「Ubuntu 14.04.5」では、「Ubuntu 16.04」の「Linux Kernel」と「Xスタック」が採用されます。
Ubuntuのバージョン | Linux KernelとXスタックの 採用元のUbuntuのバージョン |
Linux Kernelの バージョン |
Xスタックの バージョン |
---|---|---|---|
Ubuntu 14.04.5 | Ubuntu 16.04 | 4.4 | 1.18.3 |
これらの「Linux Kernel」と「Xスタック」は、「Ubuntu 14.04」のサポート期間が終了するまでサポートされます。
サポート期間が終了する時にアップグレードする必要がある
「Ubuntu 14.04.2」〜「Ubuntu 14.04.4」にかけて導入された「Linux Kernel」と「Xスタック」を利用している人は、サポート期間が終了する時に「Linux Kernel」と「Xスタック」をアップグレードする必要があります。その時が来れば案内が表示されるので、画面の指示に従ってアップグレードを行ってください。
最終的に最後までサポートされるLinux KernelとXスタック
「Ubuntu 14.04」のサポート期間が終了するまでサポートされる「Linux Kernel」と「Xスタック」は、以下の2種類になります。Linux KernelとXスタックの 採用元のUbuntuのバージョン |
Linux Kernelの バージョン |
Xスタックの バージョン |
---|---|---|
ー(オリジナル) | 3.13 | 1.15.1 |
Ubuntu 16.04 | 4.4 | 1.18.3 |
これらの「Linux Kernel」と「Xスタック」は、「Ubuntu 14.04」のサポート期間が終了するまでサポートされます。
バージョンを確認するには
「Linux Kernel」と「Xスタック(Xサーバー)」のバージョンを確認する方法です。1.Linux Kernelのバージョン確認
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
uname -r
「Linux Kernel」のバージョンが表示されます。
上記の場合、「Linux Kernel」のバージョンは「4.2.0」になります。
2.Xスタック(Xサーバー)のバージョン確認
「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
Xorg -version
「Xサーバー」のバージョンが最初に表示されます。
上記の場合、「Xサーバー」のバージョンは「1.17.2」になります。