Ubuntu 14.04からUbuntu 16.04へアップグレード
「Ubuntu 16.04.1」がリリースされ、「Ubuntu 14.04」から「Ubuntu 16.04」へアップグレードできるようになりました。「Ubuntu 14.04」から「Ubuntu 16.04」へアップグレードすると、「Ubuntu」のバージョンは「Ubuntu 16.04.1」になります。
アップグレード通知は、2016/7/28に有効になりました。
「Ubuntu 16.04.1」リリースと同時にアップグレード通知が有効にならない理由は、いくつかのQAテストを経てからアップグレード通知を有効にするためです。
Ubuntu 14.04は2019年4月までサポートされる
「Ubuntu 14.04」は2019年4月までサポートされます。従って急いでアップグレードする必要はありません。
バックアップの作成など事前に十分準備してからアップグレードを行いましょう。
Ubuntu 16.04は2021年4月までサポートされる
「Ubuntu 16.04」は2021年4月までサポートされます。プリンタードライバーのサポート状況改善とLSBパッケージの復活
「Ubuntu 16.04.1」では、プリンタードライバーのサポート状況を改善するため、「LSB(Linux Standard Base)」互換パッケージが再導入されています。「LSB」のサポートは「Debian」が2015年9月頃にサポート停止を決定し、「Ubuntu」も2015年11月にその決定に従いました。
しかし「LSB」に依存するプリンタードライバーをサポートするため、また、OpenPrintingからプリンタードライバーを自動ダウンロードできるようにするため、「LSB」パッケージが復活しています。
Ubuntu 14.04からUbuntu 16.04へアップグレードするには
Ubuntu 14.04からUbuntu 16.04へアップグレードする方法です。アップグレード通知
「ソフトウェアの更新」を起動すると、以下のようにアップグレードの通知が表示されます。アップグレードする場合は、「アップグレード」ボタンをクリックします。
ログイン時のアップグレード通知
ユーザーのログイン時にもアップグレード通知が表示されます。こちらの画面で「今すぐアップグレードする」ボタンを押しても何も反応がないときは、上記の「ソフトウェアの更新」からアップグレードを行ってください。
アップグレード通知が表示されない場合は
上記の通知が表示されない人は、「ソフトウェアソース」を開いて「Ubuntuの新バージョンの通知」が「長期サポート(LTS)版」になっているか確認してください。また「ソフトウェアの更新」でパッケージのアップデートがある場合、すべてアップデートを行い、他にアップデートがない状態にしてください。
リリースノート
アップグレードを開始すると、以下のようにリリースノートが表示されます。「アップグレード」ボタンをクリックし、画面に表示される案内に従って操作してください。
リリースノートについては、以下も参考にしてください。