VirtualBox 5.1.2がリリースされました
2016/7/21に「VirtualBox 5.1.2」がリリースされました。VirtualBoxのアップデート
VirtualBoxのリポジトリーを利用している人は、「ソフトウェアの更新」で「VirtualBox 5.1.2」にアップデートできます。注意
「VirtualBox 5.1.2」にアップデートする時は、必ず事前に「VirtualBox」が起動していないことを確認してください。「VirtualBox」が起動している状態でアップデートを行うと、アップデートに失敗します。
VirtualBox拡張パックのインストール
「VirtualBox」アップデート後に「VirtualBox」を起動すると、VirtualBox拡張パックのインストールが促されます。VirtualBox拡張パックをインストールすると、USB 3.0ホストコントローラーの利用など、VirtualBoxで利用できる機能が増えます。
画面の案内に従い、VirtualBox拡張パックをインストールしておきます。
パスワードの入力が表示されたら、現在ログインしているユーザーのパスワードを入力してください。
VirtualBox拡張パックのインストールが促されない時は
VirtualBox拡張パックのインストールが促されない時は、「ファイル」メニューを開き「アップデートを確認」をクリックしてください。VirtualBoxのインストール
VirtualBoxを新規にインストールする場合は、「VirtualBox 5.1.0をインストールするには」を参考にしてください。VirtualBox 5.1.2の変更点
VirtualBox 5.1.2の変更点は、「ChangeLog」を参考にしてください。今回のリリースはメンテナンスリリースなので、不具合の修正が主な変更点になります。
- スクリーンショットが取れない不具合の修正
- ウィンドウの閉じるボタンでエラーや警告ウィンドウが閉じれない不具合の修正
- 仮想マシンウィンドウのリサイズに関する不具合の修正
- セッション情報ウィンドウ表示時、ランタイム情報タブをアクティブにするように変更
- Alt+Tabキーの不具合の修正
- 固定サイズのVHDイメージの作成に関する不具合の修正
- 仮想マシン終了時にハングする問題の修正
- USB使用時にクラッシュする問題の修正
- AC’97(サウンド)使用時、ボリューム制御が動作しなかった問題の修正
- AC’97(サウンド)使用時、仮想マシンがハングする問題の修正
- SB16(サウンド)に関する不具合の修正
- EFIからSATAポート2以降へのアクセスに関する問題の修正
- MACアドレスの生成に関する問題の修正
- 終了時にクラッシュする問題の修正
- VRDPの認証に関する問題の修正
- USBの識別子(ProductID/VendorID)の省略表示に関する問題の修正
- グラフィックコントローラーの設定がない時にクラッシュする問題の修正
- EL5のビルドに関する問題の修正
- SELinuxを使用したゲストOSで3Dアクセラレーションが動作しない問題を修正
- ユーザーマニュアルの更新
仮想マシンにUbuntu 16.04をインストール
ホスト「Ubuntu 16.04 64bit」 + 仮想マシン「Ubuntu 16.04 64bit」の環境に、「Guest Additions」をインストールして利用してみましたが、現状特に問題は起きていません。Unityも3Dアクセラレーションが有効な状態で動作しています。
Guest Additionsをインストールし、3Dアクセラレーションを有効にしておく
仮想マシンにUbuntuをインストールした後やVirtualBoxをアップデートした後は、忘れずに「Guest Additions」をインストールしておきましょう。「Guest Additions」のインストール状況は、「セッション情報」から確認できます。
また忘れずに、仮想マシンの設定で3Dアクセラレーションを有効にしておきましょう。