Build 14376の変更点
2016/6/28にリリースされたBuild 14376の「WSL」に関する変更点です。前回リリースされたビルドのビルド番号は「Build 14371」なので、今回のリリースの変更点は少ないです。
リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。不具合の修正
Build 14376で行われた不具合の修正です。リリースノートに記述されていない不具合の修正も行われています。
1.apt-getがハングアップする問題の修正
apt-getがハングアップする問題が修正されました。2.空のマウントを適切に処理するようになった
空のマウントが適切に処理されていなかった問題を修正し、適切に処理されるようになりました。3.ramdiskが正常にマウントされるようになった
ramdiskが正常にマウントされていなかった問題を修正し、正常にマウントされるようになりました。4.ソケットでフラグをサポート
UNIXソケットでフラグをサポートするように変更されました。5.ネットワークの問題の修正
ブルースクリーンに関係するネットワークの共通的な問題を修正しました。6./proc/[pid]/taskのアクセスに関する問題の修正
「/proc/[pid]/task」にアクセスした際、ブルースクリーンになる問題を修正しました。7.CPUの使用率が高くなる現象の修正
いくつかのptyの利用時において、CPUの使用率が高くなる現象を修正しました。- the bash subshell of mc (midnight commander) consumes 100% of 1 CPU (build 14361)
- xterm works, but busy-waits