Linux Kernelの脆弱性
2016年9月20日に、脆弱性に対応したLinux Kernelがリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3084-1 USN-3084-2 USN-3084-3 USN-3084-4 |
CVE-2016-5412 CVE-2016-6136 CVE-2016-6156 |
Ubuntu 16.04 Ubuntu 14.04(HWE) |
・Auditの動作妨害 ・システムのクラッシュ ・サービスの妨害 |
USN-3083-1 USN-3083-2 |
CVE-2015-8767 CVE-2016-3841 |
Ubuntu 14.04 Ubuntu 12.04(HWE) |
・システムのクラッシュ ・任意コードの実行 ・サービスの妨害 |
USN-3082-1 USN-3082-2 |
CVE-2016-5244 CVE-2016-5696 CVE-2016-5829 |
Ubuntu 12.04 | ・任意コードの実行 |
USN一覧
- USN-3084-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3084-2: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
- USN-3084-3: Linux kernel (Raspberry Pi 2) vulnerabilities
- USN-3084-4: Linux kernel (Qualcomm Snapdragon) vulnerabilities
- USN-3083-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3083-2: Linux kernel (Trusty HWE) vulnerabilities
- USN-3082-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3082-2: Linux kernel (OMAP4) vulnerability
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」もしくは「アップデートマネージャー」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。