Linux Kernel 4.8採用
もうすぐ登場予定の「Ubuntu 16.10 最終β」ですが、「Linux Kernel 4.8」が採用されるとのことです。「Ubuntu 16.04」では「Linux Kernel 4.4」が採用されていましたから、4回バージョンアップをしていることになります。
「Linux Kernel 4.5」〜「Linux Kernel 4.7」までの主な変更点は、以下を参照してください。
バージョン | リリース日 |
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Linux Kernel 4.5 | 2016/3/13 |
Linux Kernel 4.6 | 2016/5/15 |
Linux Kernel 4.7 | 2016/7/24 |
「Linux Kernel 4.8」は現在「RC7」であり、2016年10月2日に正式リリースされる予定です。
「RC7」は2016年9月19日にリリースされています。
つい先日まで開発中の「Ubuntu 16.10」に採用されていた「Linux Kernel」は、「Ubuntu 16.04」と同じ「Linux Kernel 4.4」に「Linux Kernel 4.6」からのパッチを当てていたものでした。
最終的に「Ubuntu 16.10」では「Linux Kernel 4.8」が採用される予定です。
最終βのリリースが1日程度遅れる
最終ベータのリリースを控えている「Ubuntu 16.10」ですが、当初のリリーススケジュールである2016年9月22日から1日程度遅れるとのことです。(日本時間だとさらに+1日程度)
リリース直前のアーカイブの更新や「Linux Kernel 4.8」への対応など「Ubuntu」の開発者が多忙な状況であり、木曜のリリースを目指しているが、木曜の夜から金曜日の朝にリリースが遅れるかもしれないとのことです。
日本時間ですと明日には、「Ubuntu 16.10 最終β」及び各フレーバーがリリースされると思われます。