Visual Studio Code 1.6リリース
2016年10月10日に「Visual Studio Code 1.6」がリリースされました。変更点とリリースノート
変更点とリリースノートは、以下を参考にしてください。いくつか変更点をピックアップします。
1.ワークベンチに画像の情報を表示
画像のサイズやファイルサイズの情報がステータスバーに表示されるようになりました。2.アイコン表示の拡充
検索結果や問題パネルなど様々なUIでアイコンが表示されるようになりました。アイコン表示をオフにするには、「workbench.editor.showIcons」設定を変更します。
3.ウィンドウを切り替えるコマンド
ウィンドウを切り替えるコマンド「Switch Windows」で複数のウィンドウを切り替えられるようになりました。4.ソースコードの自動フォーマット
ファイルを保存する際、フォーマッターによるソースコード全体のフォーマットを自動的に行ってからファイルを保存する機能がサポートされました。この機能は、「"editor.formatOnSave": true」設定を行うことで有効になります。
5.検索履歴の検索
グローバルサーチやエディターの検索ボックスで検索履歴を検索できるようになりました。デフォルトでは、「Alt + Up」キーで前の履歴を辿り、「Alt + Down」キーで次の履歴を辿ります。
キーの設定は、以下の設定で行えます。
- search.history.showPrevious
- find.history.showPrevious
- search.history.showNext
- find.history.showNext
6.自動保存をファイルメニューに追加
自動保存の項目をファイルメニューに追加し、自動保存の有効・無効を切り替えられるようになりました。7.サロゲートペアのサポート改善
UTF-16のサロゲートペアの扱いが改善され、絵文字などの文字が正しく扱えるようになりました。8.行番号表示と空白文字の表示設定の改善
行番号表示と空白文字の表示に関する設定が追加されました。「editor.renderWhitespace」で「boundary」を設定すると、単語間の1空白文字は表示されなくなります。
「editor.renderWhitespace」で「relative」を設定すると、現在の行から相対的に行番号が表示されるようになります。
インストールとアップデート
「Visual Studio Code 1.6」のインストールは、以下を参考にしてください。以前のバージョンからのアップグレード方法も、インストール手順と同じです。