System76がnVidiaと連携し、プロプライエタリードライバーの不具合を修正
「System76」の公式サイトにて、「System76」が「NVIDIA」と連携し、プロプライエタリードライバーの不具合を修正した内容が紹介されています。System76が他のデバイスメーカーと異なる点は多々ある。
最近我々はとても誇れる機会を得たのだ。
我々は、我々のユーザーやLinuxのデスクトップユーザーの声を、巨大なコンピューター関連の企業に直接連絡し届ける機会を得た。
その企業とは、NVIDIAである。
そしてその内容とは、以前のNVIDIAのGPUを搭載したPCのUbuntu(Linux)上で発生する未対応のバグのことである。
我々のエンジニアであるDavid Jordanは、ユーザーが直面したいくつかのバグについてNVIDIAに連絡を取った。
NVIDIAのエンジニアとDavid Jordanは、以下の3種類の主な不具合を修正するため、連携して作業した。
- アイドルから復帰時にスクリーンバックライトが復帰しない
- バッテリーとACの切り替え時、パワーソースの切り替えを検出しない
- 画面の輝度調整が正しく機能しない
NVIDIAのエンジニアは、我々との作業において非常に親切に接してくれた。
彼らが不具合の修正とパッチの適用のために時間と労力を割いてくれたことに、我々は心から感謝している。
ユーザーが経験したこれらの不具合をNVIDIAのエンジニアが確実に確認できるように、彼らにBonobo WSを送り、不具合が修正されるまで彼らにBonobo WSを利用してもらった。
この投稿を行った時点では、「1.」と「2.」の不具合に対応したパッチが375.26で当てられており、このことをアナウンスでき嬉しく思う。
「3.」の不具合の対応がまだ作業中だが、近い将来この不具合に対応したドライバーがリリースできるだろう。
以下でもチャットによる本件のインタビューが載っています。
これからも引き続き「NVIDIA」と連携していくとのことで、「NVIDIA」を利用しているデスクトップユーザーにとって「System76」は心強い存在ですね。