GPD Pocketが1.5億円を超える資金を集める
以前紹介した「GPD Pocket」ですが、1.5億円を超える資金を集めています。2017年2月21日現在、目標金額の「$200,000」を大幅に超える約6.7倍の資金が集まっています。
その額は日本円で1.5億円を超える額です。
出資者は3261人に上り、台数ベースで言えば3411台に上ります。
台数のうちWindows版が2833台、Ubuntu版が578台となっています。
コメントでも多数の要望が寄せられています。
- キーボードバックライトを付けて欲しい
- LTEをサポートして欲しい
- Intel Core m3を搭載して欲しい
- USB Type-Cポートを両サイドにつけて欲しい
- microSDカードスロットを付けて欲しい
- ウェブカメラを付けて欲しい
- SIMカードスロットを付けて欲しい
- インターナショナルキーボード/シリコンパッドに対応して欲しい
- キーの位置や配列を変更して欲しい
- ストレージの容量を選択できるようにして欲しい
- などなど
Z8750では最大搭載メモリー容量が8GBとのことで、これ以上メモリーは乗せられないとのことです。
加えて今からCPUの変更やSIMカードスロットの搭載は困難であるとのことです。
配送開始は2017年7月ごろの予定になっていますね。
それにしてもすごい人気なのですが、ここまで人気が出る理由は何でしょう?
コンパクトだがスペックによく見られる妥協がなく、それでいて価格が$399(約4.5万)という点なのでしょうか?
以下余談
その昔、今から3年半ほど前、「Canonical」が高性能スマートフォン「Ubuntu Edge」を開発するため、クラウンドファンディングで資金調達を行ったことがありました。この時目標金額が$32,000,000(現在の為替相場で約36億円)という驚くような金額だったのですが、それでも約40%の$12,814,216(約14.5億円)を集めました。
残念ながら目標未達のままこのキャンペーンは終了することになり、その後「Canonical」は他社が製造するスマートフォンに「Ubuntu Touch」を搭載して「Ubuntu Phone」をリリースするに至ります。
見てみたかったですね、Ubuntu Edge。