Linux Kernelの脆弱性
2017年2月9日に、機密情報の漏洩やクラッシュする脆弱性に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。本アップデートは、PC向けではなく「Raspberry Pi 2」などデバイス向けのアップデートです。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE/LP | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3187-2 | CVE-2016-9555 CVE-2016-9685 |
Ubuntu 12.04 LTS | ・クラッシュ |
USN-3190-2 | CVE-2016-10147 CVE-2016-10150 CVE-2016-8399 CVE-2016-8632 CVE-2016-9777 |
Ubuntu 16.10 | ・機密情報の漏洩 ・クラッシュ ・任意コード実行 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3187-2: Linux kernel (OMAP4) vulnerabilities
- USN-3190-2: Linux kernel (Raspberry Pi 2) vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了したUbuntuにセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了したUbuntuは利用しないように注意してください。
すぐにアップデートを
すでにこれらの問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。