古いGPUでハードウェアアクセラレーションが無効に
「Ubuntu 17.04」では、古いGPUでハードウェアアクセラレーションが無効になり、描画パフォーマンスが低下します。「Ubuntu 17.04」が採用している「Linux Kernel」では、古いGPUに対応したDRMドライバーが提供されず、ハードウェアアクセラレーションが利用できなくなります。
DRMドライバーが提供されない理由は、これらのドライバーはユーザースペースに安全性の低いAPI(DRI1)を提供しており、セキュリティー上の懸念があるためとのことです。
補足
便宜上「Ubuntu」と表記していますが、フレーバーも同じです。対象となるGPU
対象となるGPUは、以下のGPUです。- 3dfx Banshee/Voodoo3+
- ATI Rage 128
- Matrox G200/G400
- SiSのグラフィックカード
- Via UniChrome
- Savage
これらのGPUは、ソフトウェアレンダリングによる描画になります。
WindowsでいうところのDirect 3D HAL非対応、といったところでしょうか。