Ubuntu Server向け新インストーラー登場
「Ubuntu Server」向けに新インストーラーが登場しました。このインストーラーは「subiquity」という名称であり、Ubuntu Foundationsチームが「Ubuntu 17.04」の開発サイクルにて開発を行ったインストーラーです。
「subiquity」の開発は、以下で行われています。
ディスクイメージ
テクノロジープレビュー(いわゆるテスト版)という位置付けで、「subiquity」を採用した「Ubuntu Server」のディスクイメージが公開されています。このディスクイメージは、従来のディスクイメージ同様にライブUSBの作成等に利用できますし、そのままディスクイメージを仮想マシンに接続し、インストーラーを起動することもできます。
多くのユーザーからフィードバックが欲しいとのことです。
既知の問題
既知の問題です。1.proposed updatesが有効になっている
開発者向けのコンポーネントである「proposed」コンポーネントがデフォルトで有効になっています。このアップデートを無効にするには、「/etc/apt/sources.list.d/proposed.list」ファイルを削除してください。
2.VT1以外の仮想ターミナルにログインできない
VT1以外の仮想ターミナルにログインできません。(ログインプロンプトが表示されない)
そのため「Ctrl」+「Alt」+「F2」でコンソールを切り替えて利用することはできません。