Budgie Desktop 10.3リリース
「Budgie Desktop 10.3」がリリースされました。「Budgie Desktop 10.3」は、「Budgie Desktop 10」シリーズのマイナーアップデート版です。
また「Budgie Desktop 10.3」は、「Budgie Desktop 10」シリーズの最後のリリースになる予定です。
さて「Ubuntu Budgie」にて、「Budgie Desktop 10.3」が利用できるようになりました。
Budgie Desktop 11はQtによる実装へ
次期バージョンである「Budgie Desktop 11」では、「GTK+」を利用した実装から「Qt」を利用した実装に大きく変わる予定です。Budgie Desktop 10.3の改善点
「Budgie Desktop 10.3」の改善点は、以下を参照してください。改善点をいくつかピックアップします。
1.アプリの切り替え
「Alt + Tab」キーで表示されるアプリの切り替え機能は、新しい実装で開発され、安定性やパフォーマンスが向上しました。2.時計アプレットから設定が変更可能に
時計アプレットから時刻表示の設定を変更できるようになりました。3.ウィンドウボタンの配置位置変更
ウィンドウボタンの配置位置を変更できるようになりました。デフォルトでは、ウィンドウボタンは右に配置されます。
ウィンドウボタンを左に配置できるようになりました。
ウィンドウボタンの配置位置は、Budgie設定画面から指定できます。
Ubuntu Budgie 17.04でBudgie Desktop 10.3へアップデートするには
「Ubuntu Budgie 17.04」で「Budgie Desktop 10.3」へアップデートする方法です。1.Budgie Welcomeの起動
Budgieメニューを開き、「Budgie Welcome」をクリックします。2.Recommendationsの表示
「Budgie Welcome」が起動したら、「Recommendations」をクリックします。3.バックポートリポジトリーの有効化
以下の画面が表示されるので、「Enable Ubuntu Budgie backports repository」ボタンをクリックします。4.ソフトウェアの更新
後は「ソフトウェアの更新」を起動して、パッケージのアップデート行うだけです。パッケージのアップデート完了後、PCを再起動してください。
budgie-remixでBudgie Desktop 10.3へアップデートするには
「budgie-remix 16.04」及び「budgie-remix 16.10」で「Budgie Desktop 10.3」へアップデートする方法です。ソフトウェアの更新
「budgie-remix」では、元々バックポート相当のPPAが有効になっているため、「ソフトウェアの更新」を起動して、パッケージのアップデート行うだけでOKです。パッケージのアップデート完了後、PCを再起動してください。