LightDMの脆弱性
2017年5月11日に、ゲストユーザーがアクセスできないファイルやリソースにアクセスできてしまう脆弱性に対応した「LightDM」がリリースされています。本アップデートは、問題を根本的に修正するアップデートではなく、ゲストセッションを無効にするアップデートです。
問題が修正された後、将来のアップデートで再度ゲストセッションが利用できるようになる予定です。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE/LP | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3285-1 | CVE-2017-8900 LP: 1663157 |
Ubuntu 17.04 Ubuntu 16.10 |
・不正なアクセス |
どうしてもゲストセッションが必要な場合、「LP: 1663157」にゲストセッションを有効にする方法が記述されています。
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「LightDM」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「LightDM」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。