Linux Kernelの脆弱性
2017年5月16日に、クラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3290-1 | CVE-2016-8645 | Ubuntu 14.04 LTS | ・クラッシュ |
USN-3291-1 USN-3291-2 USN-3291-3 |
CVE-2017-7187 CVE-2017-7261 CVE-2017-7294 CVE-2017-7616 |
Ubuntu 14.04 LTS(HWE) Ubuntu 16.04 LTS |
・クラッシュ ・任意コード実行 ・機密情報の漏洩 |
USN-3292-1 USN-3292-2 |
CVE-2017-7477 | Ubuntu 16.04 LTS(HWE) Ubuntu 16.10 |
・クラッシュ ・任意コード実行 |
USN-3293-1 | CVE-2017-2596 CVE-2017-7187 CVE-2017-7261 CVE-2017-7294 CVE-2017-7477 CVE-2017-7616 |
Ubuntu 17.04 LTS | ・クラッシュ ・任意コード実行 ・機密情報の漏洩 |
Ubuntu Security Notice一覧
- USN-3290-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3291-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3292-1: Linux kernel vulnerability
- USN-3292-2: Linux kernel (HWE) vulnerability
- USN-3293-1: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3291-2: Linux kernel vulnerabilities
- USN-3291-3: Linux kernel (Xenial HWE) vulnerabilities
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「Linux Kernel」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「Linux Kernel」のアップデートを行ってください。
忘れずにPCの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずにPCを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。