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Ubuntu Desktop週刊ニュースレター(2017/7/28)

「Ubuntu Desktop」の週一ミーティングの要約と、「Ubuntu Desktop」ユーザー及び開発者の多くが関心を持つであろう情報が紹介されています。



先週のUbuntu Desktop週刊ニュースレターは、以下を参照してください。


いくつか内容をピックアップします。

ボリューム調整機能の改善

開発チームは、100%を超えてボリューム(音量)を調整できる機能をどのように移植すれば良いのか、移植方法を検討しています。

「Thinkpad X220」など一部のPCでは、ボリュームを100%に設定しても非常に音量が小さく、ソフトウェア側で音量を増幅できればこの問題を改善できます。

すでにこの機能は「GNOME Shell」で利用できるようになっていますが、ユーザーが100%を超えるボリュームを設定したとしても、キーボードのボリューム調整キーでボリュームを上げると、100%に制限されてしまいます。

現在この課題に取り組んでいます。

Snap版GNOMEアプリ

以下のSnap版GNOMEアプリが、stableチャンネルから利用できるようになりました。


現在「Ubuntu 16.04」を利用しているユーザーは、新しいGNOMEアプリを利用できるようになりました。

Snapアプリでテーマをサポートする作業

Snapアプリで多くのテーマを利用できるよう、デフォルトのデスクトップランチャーにその仕組みを導入する調査が行われました。

ただしこの方法は、大幅にパッケージのサイズが増加し、ビルドにかかる時間も増えます。

現在テーマをサポートするための作業が行われており、もうすぐ実装に焦点をあてた取り組みに移る予定です。

ハードウェアアクセラレーションによる動画再生

開発チームは、「Ubuntu」でハードウェアアクセラレーションによる動画再生が行えるよう、グラフィックスタック全体を対象にかつ横断的に対応作業を行っています。

この取り組みが他のエンジニア達の刺激になったのか、はたまたただの嬉しい偶然なのか分かりませんが、Intelのエンジニアが「Chromium」でハードウェアアクセラレーションによる動画再生をサポートするパッチを提供しました。


キャプティブポータル自動検出のサポート作業

「Network Manager」でキャプティブポータルの自動検出をサポートする作業が引き続き行われています。

今週、自動検出の有効・無効をD-Bus API経由で切り替える機能の実装が行われました。
この実装に対応したパッチは、アップストリームでレビュー待ちになっています。


このパッチが受け入れられれば、「gnome-control-center」に有効・無効を切り替えるオプションを追加できるようになります。

Gtk+3.0のアップデート

「Ubuntu 17.10」の「GTK+3」が「3.22.17」にアップデートされました。

ライブパッチの統合作業 

rootデーモンにライブパッチイベントを送信する実装が追加され、userデーモンにそのイベントを受信する実装とライブパッチイベントが発生した時に通知を表示する実装が追加されました。 

ただ、この実装に関するアーキテクチャー及び設計はまだレビュー中であり、数週間以内に仕組みが変更される可能性があります。
特にユーザーセッションでデーモンを動作させることなくこの機能を実現できないか検討が行われています。


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