Ubuntu Desktop週刊ニュースレター(2017/7/21)
「Ubuntu Desktop」の週一ミーティングの要約と、「Ubuntu Desktop」ユーザー及び開発者の多くが関心を持つであろう情報が紹介されています。先週のUbuntu Desktop週刊ニュースレターは、以下を参照してください。
いくつか内容をピックアップします。
キャプティブポータル自動検出のサポート作業
キャプティブポータルの自動検出のサポート作業が行われています。自動検出の有効・無効切り替えオプションは、「プライバシー」画面への設置が検討されています。
すでに初期作業は完了しており、オプションを設置するパッチが「Network Manager」を開発するアップストリームに送られ、レビューが行われています。
ディスクイメージのクリーンアップ
不要なコンポーネントをデスクトップのディスクイメージから取り除き、「Canonical」によってサポートされないコンポーネントを「universe」へ移動する作業が行われています。このコンポーネントには、「indicator-application」や「indicator-messages」が含まれています。
Snap版GNOMEアプリのアップデート
アップデートされた以下のSnap版GNOMEアプリが、edgeチャンネルから利用可能になりました。これらのアプリは、Snap版gnome-3-24プラットフォーム及びそのContent Interfaceを利用してビルドされています。
- gedit
- gnome-sudoku
- quadrapassel
- gnome-dictionary
- gnome-calculator
- gnome-clocks
Unity 7
「Ubuntu 16.04」で継続的なサポートが行われ、「Unity 7」の改善作業が行われています。現在ローグラフィックモードの改善作業が行われており、性能が不十分な環境や仮想環境で「Unity」を利用する際、アニメーションの無効化など軽量な「Unity」を簡単に利用できるようになります。